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ガチャっと重たいヘリのドアを閉めると、
ゆっくりとヘリが飛び始めた。
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ヘリで、現場の状況を聞いていると、
しばらくして、翔北にいるあかりから無線が来た。
『どうしたの?』
あかり『さっき雄也くんの学校から病院に電話がかかってきたんだけど、
まだ雄也くん学校に来てないらしいの』
颯馬『は?』
『朝、一緒に家出たのに、?』
なんか嫌な予感がして、体と手が震えだした
あかり『え?どいうこと?』
私もよくわかんない、っていう言葉さえ声が出なくて。
どうすればいいの、
颯馬『お前がそんなんでどうすんだよ。
大丈夫。大丈夫だから。ゆっくり深呼吸して?』
と、私の手に触れた颯馬の手は大きくて暖かかった。
ふぅー、はぁー。
とりあえず、この案件はこなさなければ。
『とりあえず、私たちはこの仕事を終わらすから、
もう1回学校に電話してもらってもいい?』
あかり『う、うん。分かった』
『ありがとう』
私は、無線を切った。
正直、今の私は命を救うとか、
現役の時みたいに仕事が出来るとか、
それどころじゃない。
雄也のことで頭がいっぱいだ
……こんなの、救命員失格だよ、
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秋乃 - 続けてのコメントですみません(>_<) 前のお話があるなら読んでいたのか読んでいないのか分からなくて...。 (2018年7月26日 22時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋乃 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語の紹介の所に続編の続編とあるのでこのお話の前があるってことですよね? 前のお話って読めたりしないのでしょうか? (2018年7月26日 22時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
綺 麗 華(プロフ) - ずんさん、お久しぶりです。久しぶりに読みましたが、とても面白かったです!!これからも応援してます。 (2018年7月12日 11時) (レス) id: 8afc5fa5d3 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - かえたんさん» ありがとうございます!そう言っていただけると、凄く書きがいがあります!笑、これからもぜひお付き合い下さい!!ありがとうございます! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 11a93e93e1 (このIDを非表示/違反報告)
かえたん - 急がずゆっくり、更新頑張ってください! (2018年7月2日 1時) (レス) id: 8c3e65cecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずん | 作成日時:2018年6月10日 15時