つんでれはいかがですか？

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塗『今日はやけに素直だな』






ん、！


思わず口に入れていたお粥を吹きそうになったじゃん！


いつの間にか隣にいた塗の顔を見ると、
優しいお兄ちゃんの顔をしていた






『そう？』



嘘です、自覚済みです。






塗『うん、こんなA見たことない』



『風邪ひいちゃったからかな？』





そうだ

このまま、さっき早く帰ってきてって言っちゃったのも、全部、、、風邪のせいにしちゃえばいいんだ、









それにしてもこのお粥美味しい！

スプーンで、器に乗ったお粥をすくって口にいれた







んー、なんともいえない塩加減！








塗『こんなに可愛いの、俺意外に見せないでよ、』



『え？』






か、かわいい？




意味が理解できなくって、塗の顔を見つめると
とろーんとしたような目で見つめられていた







『なに、塗風邪ひいちゃった？』





照れ隠しに言ってみたけど、
顔も赤いし、本当に私が移しちゃったのかも、、





『だ、大丈夫？』



塗『うん、大丈夫』



そんな顔真っ赤じゃ、説得力ないじゃん







そっとおでこを触ると


『ほんとだ』


ほんのり暖かい程度で、確かに熱はなかった








塗『でも、なんか頭がぼーっとする気がする』


これは、Aのせいだな
と、私の頭をクシャクシャっとした







私の方が、
胸がドキドキして止まんないよ。。。






ふたりの間には15cmぐらいあったけど、
その距離を無くすかのように見つめあっていた

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