情報屋と連絡 ページ10
｢開発地区の名簿かぁ……うーん、これはこれで美味しいんだけど｣
SWORD地区から少し離れたホテルの、やはり最上階。
手にした書類を眺めながら、Aは苦笑いを浮かべた
実を言うと求めていたものではなかったが、まぁ、いい金額にはなりそうだ、と、Aはその書類をデータ化し、書類はファイルへと挟んだ
ここ数日、資金集めに情報収集、今までにないぐらい働いている。
それもこれも────
ぶぶぶぶっと、買ったばかりの携帯が震える。
ディスプレイには番号のみが映し出されており、登録された人間からの着信ではないことがわかる
｢────はい、どちら様ですか｣
｢雨宮雅貴｣
告げられた名前に、Aは一瞬動きを停止させた。
悟られないようにゆっくりと息を吐き出す
｢久し振り、よくこの番号がわかったね？｣
ノイズが酷い、とおもってふと外を見てみれば、なるほど、雨が降っている
｢今すぐ聞きたいことがある。場所は……雨宮鉄製所｣
｢話が見えないなぁ。こちらにも準備があるんだけど、君の聞きたいことは何？｣
そう問いかけると、ブツッという音と共に、通話が途切れた。
｢えぇ……？｣
まいったなぁ、と頭をかきながら、Aはライダースコートに身を包み、バイクの鍵を手に取った
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ゆかり(プロフ) - すごく面白かったです！あとヤマト落ちのやつも描いて欲しいです！ (2018年7月22日 18時) (
レス) id: 6d67b75ad8 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん - 雨宮兄弟の兄の名前は尊龍ですよ。 (2017年11月12日 10時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
橙色唇王子の虜(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張ってください！ (2017年11月7日 17時) (レス) id: 46cd618f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翼 x他1人 | 作成日時：2017年11月7日 0時
