情報屋と日向 ページ8
卓袱台に並べられた、暖かそうな肉じゃが、焼き魚、味噌汁、白ご飯etc……
｢いやぁなんかすいませんね、でも本当にお構いなく……｣
苦笑いを浮かべるAに、日向はとっくりを差し出す
｢構うかよ、つーか飲め｣
並々注がれたアルコールに、Aは一瞬眉を寄せたが、再び苦笑い
｢いえ、遠慮しておきます。私まだ未成年なので｣
｢あ？……あー……おい、ジュース持ってこい｣
日向が言えば、ガタイのいい赤はっぴがスグにグラスに注がれたオレンジジュースをAに持たせた。
｢あの、日向さん私次に向かわなくちゃ……｣
｢食ってけ｣
｢いや、仕事が｣
｢食え｣
｢でもむぐっ……！｣
開いた口に瞬間で押し込まれたじゃがいもを、モグモグと咀嚼する。
……だしが染みていて、非常に美味しい。
無言で咀嚼するAを見て、日向は満足そうに口角を上げて酒を煽った
｢食ったら寝てろ｣
｢横暴ですよ、日向さん｣
｢しるか。もっと食え｣
言いながら、魚の身を綺麗に解していく日向。
｢…………おら、口開けろ｣
魚のほぐした身をご飯の上に乗せ、Aへ差し出せば、少し迷ったあと、小さくため息を吐いて
｢降参です、いただきます｣
そう言って、口を開けた
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ゆかり(プロフ) - すごく面白かったです！あとヤマト落ちのやつも描いて欲しいです！ (2018年7月22日 18時) (
レス) id: 6d67b75ad8 (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん - 雨宮兄弟の兄の名前は尊龍ですよ。 (2017年11月12日 10時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
橙色唇王子の虜(プロフ) - この作品とても好きです！更新頑張ってください！ (2017年11月7日 17時) (レス) id: 46cd618f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翼 x他1人 | 作成日時：2017年11月7日 0時
