17 ページ17
mg side
茜「それでね、おにーちゃんがずっとにこにこしてたんだよ! 」
楽しそうに話す兄のこと、
にこにこしている原因はきっと…いや絶対、山田さんのおかげ。
裕翔も変わったんだと嬉しく思う気持ちとは逆に、前までの裕翔も悪くなかったのにって悲しくなる俺は悪い人だろうか。
蓮「 茜ちゃんは、お兄ちゃんとたくさん話せて嬉しい? 」
茜「 すっごくたのしい! 」
蓮「 そのうちお兄ちゃんの隣にいるもう1人の子とも仲良くなれちゃうかもよ 」
茜「 あかねその人きになってた!
だーれ? 」
蓮「 …お兄ちゃんのお友達、みたいな人だよ 」
この質問にはなんて返すのが正解かな、誰か教えて。
気付けば茜ちゃんを裕翔に帰す時間になっていた。
帰ろ、帰ろ って兄の手をぶんぶん振ってる妹
もー痛いよそれ、分かったから って呆れたように、でも嬉しそうに笑う兄
またお越しください って笑顔で見送る山田さん
あ ちょっと待って、と空いてる手で裕翔が止めたのは妹でも山田さんでもなく、俺のこと。
蓮「 ん? 」
『 いつもありがとね たまには俺からも 』
そう言い彼が手渡してくれたものは三色ボールペンだった。
蓮「 仕事で使える万能アイテム…まさか裕翔が分かるなんて、 」
『 聞き捨てならないね その言葉
何年バイトやってたと思ってるの 』
蓮「 ごめんごめん、ありがと 使わせてもらう 」
『 ん、いーえ 』
俺と裕翔の間で 目黒さんよかったですね…! とか言って目をキラキラさせている小さな男の人がいるのは、、気にしないでおこう。
167人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わたあめ - 無理にとは言わないのですが、番外編欲しいです!えちありの!お願いします!(>人<;)主様大好きです!めっちゃ好みの小説でした! (2022年12月7日 22時) (レス) @page38 id: c3da2a518a (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - そらさん» そら様、コメントありがとうございます。素敵な中島くんだなんて、私にはまだまだ似合わない言葉です…でも、とても嬉しいです。ありがとうございます!次の作品も公開したので、是非覗いてみてください…! (2022年2月1日 17時) (レス) @page38 id: dc7854f336 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 初コメ失礼します、次回作もとても楽しみです!!!無理なさらずに、素敵な中島くんを書いていただければなと、誠に勝手ながら思っております!頑張ってください! (2022年2月1日 17時) (レス) @page38 id: a0be244e9b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しらゆき | 作成日時:2022年1月14日 22時