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…裕翔くんとあんなことがあってから、ますます仕事に集中できなくなった。
彼は毎日ひまわりに来るし、茜ちゃんは真っ先に目黒さんの元へ駆け寄っていく。
妹が自分の元から離れたのを確認すると裕翔くんはいつも俺の所に来てくれるのだが、嬉しい反面 ドキドキも加速するばかり。
このままいたらいつか俺の心臓止まるんじゃない…？
『 涼介の心臓止まらないように俺が鍛えなきゃね
まずは何からしようか、無難にぎゅーする？ 』
「 裕翔くん…っ ここ仕事場、！！ 」
『 だって涼介が変なこと呟き出すから 』
「 それは…… 」
『 仕事場なら集中してくださいよ？山田さん 』
「 …はい 」
実はあの後、2人で起きてから裕翔くんに言われたことがあって。
＿＿＿＿
「 俺は裕翔くんのこと名前で呼んでるのに
そっちはずっと山田さん…って、本当に他人みたい 」
『 実は俺も山田さん呼びに飽きてた頃なんだよ
じゃあこれからは 涼介 って呼ぼうかな 』
「 …うん！ 」
『 度々彼女みたいな反応するのなに？(笑)
大好きだね、俺のこと 』
「 ん、
俺ね、裕翔くんとなら、、 つ、付き合える、かも… 」
『 …あのさ、 』
「 ん？ 」
『 " お試し " で、俺と付き合ってみるのは…どう？ 』
「 お試し…？ 」
『 そう、お試し。
知っての通り俺には妹がいる、俺しか頼れない茜のことを毎日世話して構ってやらないと可哀想でしょ？まだ家事もできない年齢だし、ひとりにしておけない。そんな状態でずっと涼介だけを見てあげることは難しいんだ
だから1ヶ月お試し期間を設けて それでも好きでいてくれるなら
その時は、ちゃんと付き合おう 』
「 素敵な人…ふふ、まずは1ヶ月間 よろしくお願いします、 」
＿＿＿＿
ああもう思い出すだけで全身が熱くなる。
仮にも裕翔くんは俺の彼氏…なんだ
こんなに顔立ちのいい人が。
ちらっと横顔を見れば視線を感じた裕翔くんと目が合う
『 なに見てんの 』
あの時の視線思い出すわ、なんて笑う彼はすごく生き生きとしていて。
冷たい人って、そんなの嘘だよ
本当はとても優しくて、温かい心の持ち主。
そんな裕翔くんのそばで ずっと笑いあっていたいな。
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わたあめ - 無理にとは言わないのですが、番外編欲しいです！えちありの！お願いします！(＞人＜;)主様大好きです！めっちゃ好みの小説でした！ (2022年12月7日 22時) (
レス) @page38 id: c3da2a518a (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - そらさん» そら様、コメントありがとうございます。素敵な中島くんだなんて、私にはまだまだ似合わない言葉です…でも、とても嬉しいです。ありがとうございます！次の作品も公開したので、是非覗いてみてください…！ (2022年2月1日 17時) (レス) @page38 id: dc7854f336 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 初コメ失礼します、次回作もとても楽しみです！！！無理なさらずに、素敵な中島くんを書いていただければなと、誠に勝手ながら思っております！頑張ってください！ (2022年2月1日 17時) (レス) @page38 id: a0be244e9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらゆき | 作成日時：2022年1月14日 22時
