【続】非リアが作るいちゃいちゃ集【STPR】

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ガラガラガラッ！





「おはよ、」


そう言って入ってきたのはさとみ。




そしてその後ろからは







「おはよ…」







髪を茶色に染め、髪型も七三分けからマッシュに変わったころんが入ってきた。





かなり豪快なイメチェンに教室が一気にざわめく。












「ころんくん、え、めっちゃ似合う！」



「どうしたんだよ急に」





私もころんに近寄って言う。






「急にどうしたの？似合ってるけど」


「いや、別に、ちょっと変えてみたいなって思ったから…」



「え、もしかして私のタイプになろうとした？？」



からかうつもりでそう言っただけだったのに、





「い、いや！違うから！」





そう顔を真っ赤にして、言うころん。明らかに図星なのが分かりすぎて、私も顔を赤くする。










周りのクラスメイトはにやにやしながらことの結末を見守ろうとしている。




友達とさとみに助けて！の思いを込めた視線を送るがガン無視しニヤニヤ笑っている。








「う、あ、えと、す、好きです！僕と付き合ってください！」







ころんが意を決したようにそう言って頭を下げ手を差し出してくる。










その姿と、真っ赤に染まった耳、サラサラな茶髪を見ているうちに、

















私には到底理解出来ないと思っていた







"恋"








という感情が少し分かった気がした。

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