外して、愛の鎖を。3 (ページ2)

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EP99 ページ2

ーーAsideーー

コンコンっ

『乃亜？Aです』

「はーい」

『え…？』

部屋から出てきたのはみっちーだった

そうじゃん、いま乃亜みっちーと。。

「なに？どうしたん？」

『あ、えーっと…』

「乃亜？」

『あー』

ここでわたしがしばらく泊まらせてほしいって言ったら、二人の邪魔になっちゃうよね…

それは、申し訳ないというか、、

できない。

『やっぱり、なんでもないっ！
お邪魔しましたー』

あー。。

どうしよ、乃亜がダメだったらどこに泊まればいいの。。

ここは狼だらけだし、

どの部屋も危険すぎる…

とりあえず、乃亜の部屋は無理だったと

大毅さんと崇裕さんに報告しないと…

.

『あの、大毅さん！崇裕さん……
流星さん？？』

部屋に入ると、流星さんが

大毅さんと崇裕さんに向かって土下座を
していた

なにがあったの。。

『あの～』

ダイキ「A、これやったの流星の女やって」

『え…？？？』

ダイキ「やっぱり、流星はAを泣かせるやん」

リュウセイ「ごめんなさい」

タカヒロ「なんで、こないことしたん」

リュウセイ「俺が悪かったごめん」

流星さんが謝ってはいるけど、

実際にこれをしたのは流星さんじゃないんだよね。。

『あのー、流星さん。
わたしなら大丈夫ですから、顔をあげてください』

リュウセイ「ほんまにごめん」

『大丈夫ですって。
それより、これお返しします』

わたしは龍のブレスレットを流星さんに
返した。

わたしがもらうべきものじゃないと
思ったから

リュウセイ「……」

『これは、流星さんが心から大切だと思う人に渡してください。
わたしなんかがもらうブレスレットじゃないと思います』

リュウセイ「………くっ……(泣」

『あと、自分を責めないでください。
流星さんの彼女さんはわたしが憎かったんですよ。きっと彼女さんの勘違いですから、
わたしも勘違いさせるような行動をとってしまいましたし、わたしこそごめんなさい』

リュウセイ「……ちゃう、そんなわけっ……」

『彼女さん、大切にしてくださいね』

リュウセイ「ちゃう、全然ちゃうっ」

『……え。。』

ダイキ「なにがちゃうの」

リュウセイ「…いや……。ありがとう」

この時、なんで流星のSOSに気づかなかったのかな。。

「ちゃう」ってはっきり言ってくれたのに。。