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EP96 ページ49

ーーリュウセイsideーー




『いらっしゃいませ。
御指名ありがとうございますっ!
リュウセイことリュウコですっ!!』




「流星、会いたかった…」




『えっ、、天音…
なんでここに。。』




「探してたんだよ。
ずっと…」



『いつ退院したん』



「一ヶ月前だよ。
健人に聞いても、流星がどこにいるか教えてくれなかったし、ホストクラブに行きたくてもお金かかると思って行けなかったの。
でもね、ここにいるって話を客引きさんから聞いて、試しに指名してみたんだけど、
本当に流星だった!

会いたかった…ギュッ」









.









〜〜〜〜〜〜〜



天音はホスト仲間健人の彼女‘だった’人…



俺が二人の仲を切り裂いた







俺が渡した龍のブレスレットを見て、

健人が天音に向かって怒鳴った




天音の父親が暴力的だったっていう
景況もあって、怒鳴られた天音は


精神的におかしくなっていった






睡眠剤をのんで、寝るようになり、

目も虚になっていった







そして、ある日…



睡眠剤を一気に何粒も飲んだ天音は

意識が朦朧とし、マンションから飛び降りた






.








眠り続けて3年…


もう二度と目は覚まさないだろうと
思って、俺は龍のブレスレットを天音の腕から

取った




〜〜〜〜〜〜〜〜









.









「ねぇ、天音のブレスレットは?」



『え?』



「天音のブレスレット!どこにやったの…」




『なぁ、天音。
聞いてくれ。俺がお前を大切に思っていたのはもう3年も前のことやねん。
せやから、俺にはもう…』




「Aって女ね。
わたし知ってるのよ。わたしが流星からもらったブレスレットを付けてる女を」



『………』




「わたし、彼女のお部屋に行って
こう書いてやったの。
‘悪女 消えろ’ってね」



『なんで、そんないことを。。』




「ムカついたから。
今日、このクラブで健人も見かけたわ。
健人もAって子に会いにきたみたいね。ほんと、男ったらしな女」




『Aはちゃう!
ほんまにちゃうから…』



「なんで庇うの?
意味わかんない」



『Aは。。』




「流星がAを諦めないなら、
本当にわたし、Aをこの世から消しちゃうから。」



『なんでそうなるねんっ!』




「ねぇ、流星、戻ってきて。
わたしのところに…じゃないと、わたしも死んじゃうよ…」

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人間 - 頑張ってください。楽しみにしています! (2019年8月26日 18時) (レス) id: 3d8225774b (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - このあとどうなるか楽しみで早く続き見たいです! 更新待ってます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: a3cb3e4104 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セナ | 作成日時:2019年2月12日 23時

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