EP52 ページ4
ーータカヒロsideーー
『そんな……。だから、わたしなんて捨てちゃっていいって言ったのに。。』
そう言って、ボロボロと鳴き始めるA…
せっかく綺麗な花嫁姿なのに、
泣いたらもったいないやん。
俺もAのそんな姿みたくないで。
「岸、車、降ろしてくれへん？
みんな助けに行かなあかんねん」
俺が言うと、やだって、子供のように
ごねるA…。
そんなん言われたら、行くに行けないやん。。
けど、俺が行かんかったら誰が行くねん
『約束ですよ？』
俺が車から降りようとしたときに、
そう言ってハグをしてきたA…。。
絶対帰ってくるで。
みんな助けて帰ってくる！！
せやないと、またAの笑顔が
見れへん気がするから…
さっき殴られたお腹をひねりながら、
走って、式場に到着した
さっきまでの賑わいはなく、静まり返った
様子の式場…。。
なんか、おかしい…
俺が式場に入ろうとしたとき、
「おっ、�陲舛磴鵑笋鵝�」って元気そうな
照史が現れた
ど、どういうこと？
「えっ、怪我しとるんちゃう？
え、え、え、なに？」
照史「怪我？あー。
淳太がな、“お金は別にいらへん！”って言ったら、Aのおとんが“もうやめろ”言うて…。
なにもなかったようにAのおとん、相手の許嫁とその家族に謝っとったで。ここまでされて流石に諦めたんちゃう？」
「そ、そうなんや。」
康二「それで、淳太くん部屋でた後になんて言ったか分かります？」
「え、、、分かるわけないやん」
康二「“お金はいらへんけど、Aはもらったで”ですって！！めちゃくちゃ名言だと思いません？
やばいっすよね！」
「そんなこと言ったんや…」
淳太「余計なこと言わなくてええねんっ！
ほんまに恥ずかしいからやめてくれや」
康二「す、すいません」
Aのおとんが諦めてくれたから
良かったけど、そう簡単に諦めるんかな？
Aのおとんのことやから、
違うこと考えてそうやし…。。
「心配なんやろ？」
ニコニコの笑顔で問いかけてきたのはシゲやった
「別に心配ではないで…。ただ、あのウエディングドレス姿みたらねぇ。。」
大毅「あれなぁ〜。めっちゃ可愛かったよな…
それより、なんで式場に来てるん？」
「なんでって、暇やったから」
大毅「ふーん。顔、早く手当したきゃ傷残るでぇ〜」
「シゲもな」
大毅「えへへ。」
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人間 - 頑張ってください。楽しみにしています！ (2019年8月26日 18時) (
レス) id: 3d8225774b (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - このあとどうなるか楽しみで早く続き見たいです！ 更新待ってます！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: a3cb3e4104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セナ | 作成日時：2019年2月12日 23時
