EP51 ページ3
ノゾムさんに抱っこされたまま、
じっと前を見ていると、
見覚えのある車…。。
『望さんっ！崇裕さんっ！！あの車…』
タカヒロ「えっ、なんやて？」
『あの車、うちの車ですっ！』
ノゾム「はぁ？やばいやん…」
車の窓が開くと、
そこには岸の姿があった
岸「乗ってください！」
タカヒロ「誰やねん。こいつ…」
『岸…』
岸「早く！」
ノゾム「岸って…。淳太の…』
岸「早く乗ってください！！」
タカヒロ「お、おう！」
車に乗ると、岸はクラブのみんなを
心配しているようだった…
岸「すいません。俺も淳太さんに言われるがまま、
式場を出てきてしまったんです。けど、
みんなボロボロにやられてて、帰って来れるのかも分かりません。。本当にすいません！！」
『そんな……。だから、わたしなんて捨てちゃっていいって言ったのに。。』
さっきの殴られてるみんなの姿が蘇ってきて、
涙が溢れてきた
みんなに迷惑かけるつもりじゃなかった。
あのとき、淳太さんに助けてって言わなければ…
って。
「岸、車、降ろしてくれへん？
みんな助けに行かなあかんねん」
そう言ったのはタカヒロさんだった
ノゾム「�陲舛磴鷙圓�なら俺も行くで。
一人なんて勝てるわけないし…」
タカヒロ「望はええねん。Aのそばにいたって」
ノゾム「そんな…。でも、、」
タカヒロ「俺がみんなを助けて帰ってきたる。
A！お前のこと誰が見捨てるねんっ！
誰も見捨てたりせぇへんで。必ず俺がみんな連れてクラブに帰ってくるから、Aは望と待っとって。。」
『だめ、、やだ！！タカヒロさんっ！
行っちゃダメ…』
タカヒロ「俺が行かなかったらクラブのみんな誰が助けるん？」
『それは…。。
わたしが、、今すぐ式場に戻って結婚すれば、、』
タカヒロ「そんなことは絶対にさせへん。
クラブのみんなと同じくらいAも大切やから。せやから、俺を信じて」
わたしの目の前にいるタカヒロさんは、
女嫌いで怖いタカヒロさんじゃなかった
いまいるタカヒロさんは
わたしの見たことのない
カッコいいタカヒロさん…。。
『……信じます。絶対に帰ってきてくださいね？』
タカヒロ「おう！」
『約束ですよ？』
タカヒロ「任せとけ！」
わたしはタカヒロさんを抱きしめた
タカヒロさんはわたしの頭にポンと手を置くと、
車を降りて行ってしまう。。
必ず、、
帰ってきて。
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人間 - 頑張ってください。楽しみにしています！ (2019年8月26日 18時) (
レス) id: 3d8225774b (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - このあとどうなるか楽しみで早く続き見たいです！ 更新待ってます！ (2019年3月24日 19時) (レス) id: a3cb3e4104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セナ | 作成日時：2019年2月12日 23時
