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EP42 ページ43

『ただいま。』





お父さんとお母さんからの返事なんてなかった。


ただ一点を見つめて腕を組んでいる父と

わたしが帰ってきても無視というか、

何事もなかったように食器をお手伝いさんと一緒に

片付けてる母。





これだから、こんなところ帰ってきたくないんだよ。








父「ここに座りなさい」


『はい…』





とりあえず、家に自分の足で入ってきたんだから言うことを聞いて座ろう







「淳太という男は何者だ」


『何者って…なんで淳太さんのこと』


「この前、お前に承諾を得てお金を貸していただけるという話だったとうちを訪ねてきた」


『そうだったんだ…』


「そうだったんだじゃないだろっ!
うちのお金をなんだと思っているんだ!!」


『……。。』



「罰として今すぐ結婚しなさいっ!この前言ってただろ?」



『は?!無理だよ、無理っ!やだっ!』



「子供じゃないのに、やだとか無理とか。。
どんだけ親に迷惑をかけるんだっ!!」



『あんなおじさんなんていやだよ。。だって、あっ。ほら、お父さんだって思わない?自分とあんまり年の変わらない人とわたしが結婚させられちゃうんだよ?』


「なんとも思わないけどね」



『そんな…。。』



「明日、式をやるように予定を組んだから、今日はおとなしく家に居なさいっ!」


『やだっ!わたしは帰るから!』





椅子から思い切りたってでて行こうとしたとき

岸が「なりません。」と止めてきた





さっき、助けてくれるって言ったじゃん…。。




「僕を信じてください。いまはおとなしく家で待っていてくださいっ!」


『何言ってんの?さっきはあんなこと言っておいて!
いまは“なりません”?ふざけないで!』



父「岸、今すぐその子を部屋に連れて行きなさい」



「かしこまりました。」





岸はわたしのことをひょいっと持ち上げると、

階段を駆け上がり、部屋のベッドへ投げた




なんて、乱暴なんだか。。







『岸っ!さっき、車で言ってたことと違うじゃんっ!』


「そんなことないですよ?これからAを助けるので…」



『どういうこと?』



「淳太さん、うちに尋ねてきたってさっき言ったじゃないですか!そのときに約束したんです。Aを助けるって。いやぁ〜、淳太さんってめっちゃかっこいいっすよね」



『本当に淳太さんとどんな関係?』



「それは…」

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レイチェル バナナ - 道枝君のしたの名前の漢字間違えてます (2019年5月3日 10時) (レス) id: d3a8aaae25 (このIDを非表示/違反報告)
内緒の小話 - 更新楽しみにしています!無理をせずに頑張ってください! (2019年1月31日 19時) (レス) id: 3047c105ea (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ - とても気になります!更新頑張って下さい!!! (2019年1月30日 23時) (レス) id: a6ec8a50d4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 続きが、気になります。更新待ってます。 (2019年1月23日 20時) (レス) id: 466da551f2 (このIDを非表示/違反報告)
ひなこ - 次の更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年1月17日 14時) (レス) id: a6ec8a50d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セナ | 作成日時:2019年1月9日 23時

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