慣れていない ページ10
西畑side
顔を赤く染めたAちゃんの手を握って
歩いとる
別に好きなわけでもないし、興味があるわけでもない
ただ淳太くんに頼まれたからこうして彼氏のフリを
してるだけ
別に記者にとられてもええ。
なんとも思ってへんし…
『いつまでこうして歩くんですか？』
「いつまでって…家に着くまでずっと」
『いや。。そろそろ離していただきたいです…』
「嫌です」
『お願いします…』
「今日二つ目のお願いやろ？絶対嫌」
『……ムッ』
眉間にシワを寄せてムッとして歩いてたA
周りからはどう見られてんだろ。。
年の差カップルとか？？
いや、カップルにも見えないかな？
ぼやーっと歩いてると、急に
引っ張られてその方向に歩いてく。。
『ドーナツ食べたい』
「ドーナツ？」
『うん…』
「そういう気分じゃないんですけど…」
『じゃあいいや…』
なんでそんな悲しそうな顔するの？
申し訳なくなるじゃないですか…
「じゃあ、行きましょ！行きたいんでしょ？」
『いいの！うぇーい』
いやいや、テンションの上がり方！
そんなに嬉しいかな？
『どれにしよーかなぁ…』
「どれでもええんじゃない？」
『大吾はなにがいいー？』
「僕はいいよ」
『うーん。。じゃあ、座って待ってて』
「うん」
なんかこういうのって新鮮…
なかなか男子でドーナツ食べに来ないし。。
女の子と二人きりって意外とないかも
『おまたせ！はいっ！』
「僕はいいって！」
『そんなこと言わずに食べて！美味しいよ？』
「ほんまに大丈夫やで」
『買っちゃったもん〜！私の付き合いしてくれたお礼！暇じゃないのに、ごめんなさい』
「別にええのに…嫌じゃないし。。」
『うんまっ！』
俺の話より、ドーナツですか…
まぁ、ええんやけど。。
.
僕も一口食べた
やっぱり、甘いわ…
『ねぇ、大吾！こっち向いて〜』
パシャ
「なっ！」
『鼻に生クリームついてるよ！笑
可愛い〜』
「は、はぁ？Aやって口にチョコついてるし〜」
『えっ、嘘！ほんと？』
「嘘だよ〜」
『もうっ！』
「騙されたぁ〜」
『うるさいな！』
なんやろ、Aって思ってたより、
おもろい
淳太くんに頼まれた子がAでよかった
もっとへんな子を想像しとったから…
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チリ - ありますよ。占ツク開くと、時間が物凄い勢いで、進んでいきますもん。占ツク…やっべーぞっ！ (2019年4月17日 20時) (
レス) id: 54cab3dab2 (このIDを非表示/違反報告)
天使ちゃん - これが本当になればなーなんて。やっぱり占ツクって神だよね セナさん書いてくれてありがとうございます (2019年2月13日 23時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
照史担当のえ民 - まって、これは最高すぎん？www夢をありがとう！続き待ってます！ (2019年1月20日 23時) (レス) id: 7915cd38c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 早く続き見たいです！ 楽しみにしてます！ (2019年1月11日 19時) (レス) id: 84cf8ac5b3 (このIDを非表示/違反報告)
セナ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますっ！ (2018年12月29日 13時) (レス) id: effd33b972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セナ | 作成日時：2018年12月20日 14時
