イリチル宿舎の管理人 (ページ13)

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JH side

部屋に戻って思わず座り込んでしまった

何であんな感じ悪くしちゃうかなぁ、

なにが、"気に食わないから"だよ

ただ2人きりで会わないで欲しいだけなくせに

マジで調子狂う、

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呆然としてしまった

オッパには逆らえないが、そんな理不尽な理由で断れだなんて

そんなこと言うとは正直思ってなかった

少しでも信じた私が馬鹿だったの？

コンコン

MK「はいはーい。お？どしたのA」

「あ、あの、。」

部屋まで来たは良いものの、言いづらくて言葉に詰まる

MK「？？とりあえず入んなよ笑ゆっくり話聞くからさ笑」

中に入り、ベッドに腰掛けた

MK「ごめんね、僕の部屋椅子とかないからそこで笑」

MK「そんで？どうしたの？こんな夜中に笑」

「あ、ごめんね突然、。あの、明日なんだけど、。」

理由も思いつかないし、断りたくもない

申し訳なくて顔も上げられない

MK「A？」

顔を覗き込むように見てくる

MK「明日行きたくなくなった？全然良いんだよ？」

「ちが、違くてあの、。行きたくないわけじゃなくて、」

「行けなくなった、の、。ごめん、」

MK「…そっか笑全然大丈夫だよ！」

MK「逆に何をそんなに思い詰めて、、っ！？え、ちょ、」

言ってから涙が溢れてしまった

申し訳ない気持ちとこのやるせなさ

言いなりになっている悔しさ、

MK「だ、大丈夫だから。よしよし、」

マクは優しく抱きしめて頭を撫でてくれた

MK「僕全然気にしてないよ？明日は一緒に家でのんびりしようか笑」

MK「だから泣かないで〜笑」

泣き止むまでそのままでいてくれた

「あ、ありがとう、。」

MK「いいえ笑」

「、、、」

MK「…何か僕に言いたいことあるの？」

マクに言ってしまいたい、でも

「何でもない、。部屋戻るね、」

言えるわけないじゃん、

MK「……」

立ち上がろうとすると腕を引かれて引き止められた

MK「、、今日一緒に寝ない？笑」

「、へ？」

MK「うーん、なんかこのまま帰したらまた1人で泣くんじゃないかなって。僕の直感が言ってる笑」

MK「だから泣くなら僕のいる所で泣きなよ笑」

「、、何それ笑」

凄いなマクは、

本当に今にも泣き出しそうだった

バレないようにしてたつもりだったのに

MK「ほら、おいで」

布団を捲って中に迎え入れてくれた

普通ならダメな事

でも今はこの優しさに甘えたい