イリチル宿舎の管理人 (ページ2)

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MG「まず、お仕事は宿舎の管理人さんです。来客の案内だとか、宿舎内でのメンバーの管理だとかも、Aさんにお任せしたいと思ってます」

MG「まぁ、気難しいメンバーはいないと思うから、そこは安心してね^ ^」

「あの、、メンバーって、」

MG「あぁ、言い忘れてた。nct127っていうグループの宿舎の管理人さんをお任せしたいんですよ^ ^」

、、ん？

「宿舎内でのメンバーの管理っていうのはその、体調面とかですか？」

MG「あーいやいや、炊事洗濯掃除とかの家事とかもお願いします。そういうのもしやすいように、ちゃんとみんなと同じ部屋にしてあるんで^ ^」

、、、んん？

「お、同じ部屋、ですか、？」

MG「はい。何か問題でも？」

いや、問題大ありだよ

MG「契約書ちゃんと読みました？もう一回読み直してください、しっかり書いてるんで。僕が説明するよりそっちのが早いかも」

そう言われて目を通していくと

、、じ、女子禁制、、！？

という事はつまり、え、？どういう事？

MG「別に男同士同じ部屋でも何も問題ないでしょう？」

、、これ、も、もしかして、、

男と間違われてる！？

え、ちょ、待って、。

確かに私はショートヘアだし、む、胸も小さくて分かりづらいかもしれないけど、、

そんな事ある！？

急いで訂正しようとした

でもその時

お母さんの泣いて喜んでいる姿が浮かんできて、言葉に詰まった

私、、もう家に帰れないよ、

お母さんをガッカリさせたくないもん、

「、、はい。問題、ありません、」

私にはこうするしかなかった

せっかく決まった就職先、お母さんもあんなに喜んでくれていた

辞めるなんてそんなこと出来ない

MG「了解です^ ^それじゃあ宿舎の方に向かうので着いてきてください！」

大きな車に乗り、事務所から約数分

辿り着いたのは大きな一軒家

MG「ここが宿舎です。早速中に入りましょうか」

え、普通こういう人達ってマンションとかじゃ、

MG「イリチルは一軒家に9人が住んでます。て言ってもこの前引っ越してきたばっかりなんですけど笑」

MG「サセンが酷くてね、、」

あー、、なるほど

中に入ると1階と2階に分かれていて、沢山の部屋が並んでいた

そして中心には大きなリビング

「、、ひろ、」

MG「そうでしょう？Aさんの部屋はここです。1番玄関に近い部屋です」

部屋を見てみると、申し分ないくらい広いし綺麗だ