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仗助達にキラークイーンのことを知られてしまった焦りと、Aに対しての怒りで気持ちはどす黒く変化していた。頭痛がしてきて指でこめかみを押さえる。
来られない理由が、岸辺露伴と泊まるからだと？この私が親切に雇ってやろうというのに……いい気になるなよ、小娘ッ！
お前を生かしているのは【彼女】のためだ。必ず言うことを聞かせてみせる！
仗助達はまだこちらを見ていたが、電話中なので近寄ったりしてくることはなかった。奴らに聞こえないように、声のトーンを低くして話を続ける。
「約束を守れないようなら、君を雇うことを少し考えなくちゃあならないな」
「え？」
「だってそうだろう？そんなことじゃあ、仕事なんて任せられないよ」
「っ、す、すみません！でも、あの、露伴先生が怪我しちゃってて、運転できるかわからなくて__」
「だから、私がタクシーで迎えに行くと言っているだろうッ」
「ぅ……」
Aからの言葉が途切れると、彼女の息遣いと__時折、すすり泣くような声が微かに聞こえた。
なんだ……？泣いて__いるのか……？
それに反応したように、携帯の充電切れを知らせる音が鳴る。
「ぐすっ……あ、えっと……じゃあ、住所言いますね。ここは__」
か細い震えたような声で、彼女が住所を言う前に電話は切れた。携帯を仕舞うと、自分の胸元をギュっと掴む。
私の言葉に傷ついたであろうAのことを思い__やるせない気持ちになった。
クソ……何故、こんなにも胸が苦しくなる？あの小娘が泣いたというだけで……たったそれしきのことで！……本当に、私は一体__どうしてしまったんだ……？
Aに出逢ってからというもの、自分の中で何か変化が起きていたことは薄々感じていたが、それが何なのかはよくわからなかった。
仗助と億泰は、電話の済んだ私の元に近寄って来ると、危惧した通りやはりスタンドについて尋ねて来た。とぼけてはみたものの、いかんせんふたりに見られていたので、不審がられしつこく迫られる。
「だから、さっき出してたのっスよ。わかりますよね？」
「何を言っているんだ？」
「おいおい、何ですっとぼけんだよォ」
「君達、いい加減にしてもらえないだろうか？」
しつこいぞッ、このクソカスどもがァー！
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m0902(プロフ) - 了解しました ！ありがとうございます！楽しみにしときます！ (2021年2月11日 23時) (
レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
m0902(プロフ) - また気が向いたら友達になって下さい (2021年2月10日 10時) (レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
m0902(プロフ) - 初コメです！すごく好きです !!続きも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年2月8日 10時) (レス) id: cbe2135a28 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花 - 初コメ失礼致します…！！世界観や言い回しがすごく好きです！！一気読みしてしまうのも頷けます…！！これからも応援してます！！どうかお身体にはお気をつけてお過ごしください…！それと条件大丈夫です！！続きがすごく気になるのでまってます…！ (2021年1月5日 19時) (レス) id: c4c21690fd (このIDを非表示/違反報告)
もとか - まってます、、、 (2020年8月17日 23時) (レス) id: 4ade42e6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光
| 作成日時：2016年10月27日 19時
