おそい ページ2
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『遅いなぁ…』
ふみや先輩、教室で待っててって言ったのに
私は校庭に目をやった。
『え。』
そこには可愛い女の子とふみや先輩がいた
『私に待っててって言ったのに』
もう。帰ろ
下駄箱で靴を履き替え家に帰ろうとした
のに。
「りんかさーん?」
『ふみや、先輩・・・』
「待っててって言ったじゃん」
『待ってました』
「じゃあなんでここにいるの」
『ふみや先輩のせいですよ』
私はそう言ってふみや先輩の胸に顔をうずめた
「りんか?どしたの」
『ふみや先輩、可愛い子と、一緒だった』
私は恥ずかしくてふみや先輩のお腹に
更に力を入れて抱きついた
「ふふ、だいじょーぶだよ。
俺には、りんかしかいないもん」
『アイス。2つで許してあげる・・・』
「でぶ」
『知ってますよ』
「りんか〜。怒んなって」
『怒ってないも「っん」
不意打ちのキスは
『ずるい』
「なにがー?笑」
-end-
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作者名:ぽんたぬき五郎 | 作成日時:2018年8月15日 17時