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..*..10..*.. ページ11

「ベッドなんて寝れればいいんだし、これでいいんじゃないか」

「おやおや、丞はおバカさんだねぇ。 Aは可愛い女の子だよ? ちゃんと選ばないと」

「というか、丞くん…密くんの時も同じことを言っていたような…」




…えっと。
いろいろ展開の変化が激しくて、頭が着いてこない…。
あれ、何でこの3人と仲良くショッピングしてるんだっけ。




寝具を見定める丞と東と誉を脇目に記憶を遡る。




《ね! Aちゃん! ここに一緒に住まない!?》
《あ、団員としてじゃなくて…建前はお手伝いさん、とかになるかな》

《いーんじゃねぇの? また、俺と暮らせんじゃん》

《え!? 本当!? そうと決まれば買い物いかなきゃ!!》





…私…寮に住むことになったんだ。
それで、ベッドとか足りないからって買い物に来た。




「おい、A。 これとか、どうだ?」

「え、安ければ何でもいい…。 予算的に」

「おや、ベッドとか家電くらい買ってあげるよ? ね、誉」

「うむ。 君の引っ越し祝いとして理由はつくだろう」

「うんうん。 だから、好きなものを選んでいいんだよ?」

「…重くても、俺がいれば運べるしな」




あれ、何か…甘やかされ過ぎでは?
これが大人の余裕なのかな…。



..*....*..


【side*咲也】



「監督! これはどこに運びますか?」

「あ、それは向こうの倉庫に持ってって!」

「はい!」




万里くんの妹、Aちゃんが住むことになって数時間。
監督の部屋じゃ少し狭いと言うことで、倉庫をひとつ開けていた。




「あんまり、話せなかったけど…仲良くなれたらいいな!」





今から、これからの日常がすごく楽しみ。
帰ってきたら、沢山話しかけてみよう。





俺にも、笑ってくれたらいいな。





「オー、サクヤ! ソレは、コッチネ!」

「シトロンさん! ありがとうございます!」

「咲也、これもそっちに置いて貰っていいかな」

「あ、はい! って、至さん!?」

「ん?」

「いえ…至さんは、例のごとくゲームかと。 すみません」

「いや、Aの部屋の準備だから…ね」





…?
至さんもAちゃんのこと気に入ってるんだなあ。
よし、俺も頑張ろう!




..*....*..

ー椎麻のヒトリゴトー→←..*..09..*..



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琉架 - この作品すごく面白いですね!更新頑張ってください!応援してます!! (2018年2月3日 0時) (レス) id: cc5efc05e7 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽 - A3やってるのでどうしても監督目線になっちゃいます...この作品大好きです!更新頑張ってください! (2018年1月31日 2時) (レス) id: ac8906f900 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 初コメです(ノ)`ω´(ヾ) 面白くてとても好きです! 応援してます! (2018年1月18日 15時) (レス) id: 0fcd020c71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:椎麻 | 作成日時:2018年1月15日 2時

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