04 ページ4
｢Aさんはさ、なんでいっつも課題に抜けてる部分があるの？放課後残るの面倒じゃないの？｣
｢別に、面倒じゃないですよ。｣
｢変わってるね。ちゃんと全部埋めてこればいいだけの話なのに。｣
｢…だって、そしたら先生と二人きりになれないじゃないですか！｣
｢……え？｣
｢……先生、好きです。｣
pppppppppp
｢うるさっ…！｣
勢いよく起き上がって、イライラする音を鳴らしてくる目覚まし時計を思いっ切り叩く。
それにしても懐かしい夢を見た。
思い出すだけで顔が熱い。
あの後の先生の台詞とか、表情とか、全部鮮明に思い出せる。
｢じゃあ、付き合う？｣
｢……え！？｣
｢だって、僕のこと好きなんでしょ？両想いだね。｣
あの時はなんで先生も私のことが好きなのか、全然謎だった。
接点は放課後の居残りだけだったし、飛び抜けて親しいわけでもなかったから。
そして今でも謎。付き合えたのは本当に奇跡だと思ってる。
だから私は毎日毎日、
太らないように気をつけて、
朝は時間をかけて髪型を整えて、
少し高い化粧品でメイクして、
可愛い色のリップを塗る。
全部先生のためだよって、言ったらどんな顔するかな？
7時
そろそろ先生にカトクを送る時間。
毎朝おはようございます。ってそれだけ送る。
そしたら先生から返信が来る。
先生のカトクを欲しがっている女子はたくさんいるのに、私だけが知ってて私だけができるやり取り。
特別感があって好き。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 461人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kafu(プロフ) - 興奮しすぎてギャーってなっちゃいました！このお話好き！ (2022年6月19日 23時) (
レス) @page24 id: e8c3f18d4d (このIDを非表示/違反報告)
Konatsu(プロフ) - みみやんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるととても嬉しいです！頑張って更新していきますので、これからもよろしくお願いします！ (2018年5月10日 22時) (レス) id: 61db909192 (このIDを非表示/違反報告)
みみやん(プロフ) - お話大好きです！泣きそうになりました！笑 更新楽しみにしてます！！ (2018年5月9日 22時) (レス) id: 9665a95fce (このIDを非表示/違反報告)
Konatsu(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからもどんどん更新していくので、見て頂けると嬉しいです！ (2018年4月17日 22時) (レス) id: 61db909192 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - ジミンオッパー！やばい 見てるこっちが、めっちゃキュンキュンします (2018年4月14日 5時) (レス) id: 03527d0c46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Konatsu | 作成日時：2018年4月11日 0時
