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アラームが部屋に鳴り響く。



あの後、泣き疲れて寝てしまったテヒョナを起こさないように朝ごはんの支度をする。



テヒョナの目から流れた涙の跡を見て、なぜだか胸が締め付けられた。







ピコン







携帯が鳴った。



ジミナ__着信1件



急いで画面を裏返し、テヒョナが起きていないかを確認する。



私の心臓は穏やかな朝とは正反対で、激しく心拍数を上昇させた。



恐る恐る画面を見てみると



今日、10時に俺の楽屋。



って文字だけ。



それは収録の2時間前であり、その文章には私に対する選択肢が与えられていない。



とりあえずジミナからのメールは削除して、



朝ご飯の支度を済ませて、



テヒョナを起こしに寝室へ向かう。





「テヒョナ、起きて」



「んん」



「テヒョナってば」






その後も何回か名前を呼んだり、揺すってみたりしたけど全然起きる様子がない。



「テヒョナ、私もう行くからね?」



「……」



「行ってきます。朝ごはんテーブルに置いてあるよ。」



「……今日、早くない?」



眠そうにベッドから起き上がったテヒョナは確かにそう言った。



そうだよ、今日は早いんだよ。



10時にジミナの楽屋に行かなきゃ。



「打ち合わせがあるの。」






「そっか、行ってらっしゃい」

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:タレント
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Konatsu(プロフ) - レモンさん» リクエストありがとうございます!主人公がBTSのメンバーではないのですが、紅一点のような内容の新作を考えておりますので、できるだけご期待に添えるよう頑張ります! (2018年3月29日 12時) (レス) id: 61db909192 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - Konatsuさん» 見させて貰ってます!良かったら、バンタンの紅一点小説を書いてくれませんか? (2018年3月29日 11時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
Konatsu(プロフ) - たぴおかさん» ありがとうございます!これからもどんどん更新していきますので、見て頂けると嬉しいです! (2018年3月24日 22時) (レス) id: 61db909192 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか - とても面白いです!更新頑張ってください! (2018年3月24日 22時) (レス) id: 8cf042734e (このIDを非表示/違反報告)
Konatsu(プロフ) - 海叶さん» ありがとうございます!初めてコメントを頂いたので、とても嬉しいです! (2018年3月22日 18時) (レス) id: 61db909192 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Konatsu | 作成日時:2018年3月16日 23時

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