センパイ

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芽衣も十分なファンだよ






『そういえばさ、芽衣って白濱先輩みたいな人がタイプだったけ？』









芽「ううん、違うよ」


え？ここまできて違うんですか。





芽「私は、どっちかと言うと瞬くんかなぁ」









『好きなの？』








芽「うーん、好きかなぁ。でも、自分から伝える勇気もないし、瞬くん人気者だし
瞬くん、いい人だからモテるだろうし好きな人のひとりやふたりいそうだしね」









芽衣の口から本音がこぼれ落ちた


こんな私だけど力になってあげたいって思った。









『私でよければ力になるからね』









芽「ふふっありがとう笑」









芽衣の恋叶うといいな


芽「でも、今は私のことよりAは自分にとりあえず自信を持って」









『私は、いいよ』









芽「ほらまた〜
A、嬉しいこと教えてあげる」








耳かしてと、両手を口の周りに当て私の耳と繋げた









芽「白濱先輩ね、Aのこと可愛いって言ってたんだって！」








胸がドキっと高鳴った


本当に冗談が上手な人。
私なんか褒めても何も出てこないのに






芽「Aまた顔が赤いよ？笑」









『気のせいだよ』









芽「そうかな？笑」

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