センパイ

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『この前も、今日も奢ってもらってばっかりで、、』









亜「気にしないで？笑
こんくらい奢らせてよ」









『今度こそ、割り勘で！』





奢ってもらってばっかりじゃ悪すぎる


何かお礼をしたいけど、好きな物とかわかんないし





亜「Aちゃん、まだ時間大丈夫？」









夕日はオレンジ色になっていて、きっと時間は5時か6時ごろだよね


『平気です！』









亜「海とか見るの好き？」









『嫌いじゃないです』









亜「じゃ、決まり！」


そう言って先輩は私の手を掴み、歩き出した



先輩の手は温かくて、芽衣と手を繋ぐ感じとは違ってちょっとゴツゴツしてて









5分もしないうちに到着したのは、先輩曰く俺のお気に入りの場所らしい









亜「寒くない？」









『全然平気です』









今までもずっと二人だったのに、なんでか今になってすごくドキドキしてきた









海のせい？夕日がオレンジ色のせい？

それとも、先輩？









亜「Aちゃん」









『な、なんでしょうか』









亜「ごめんね、いっぱい振り回して
しんどかったよね」






全然しんどくなんかない


全然迷惑なんかでもないです




『い！いえ！こちらこそすいません、彼女でもないのにこんなに相手しもらって、』









亜「全然いいよ笑
Aちゃんといると楽しいし、面白いし笑」









前の、、、



前の答え聞いてもいいのかな

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