センパイ

21. ページ21

気持ちはモヤモヤしたまま
月曜を迎えた








いつもどうりの時間に起きて

いつもどうりの準備をして

いつもどうりの道で登校して

いつもどうりの教室を眺めて

いつもどうりの朝だけど、モヤモヤが消えない









芽「A！おはよ！」









『芽衣、おはよう』









芽「どうしたの、クマ出来てるし、怒ってる？」









昨日も、いろんなこと考えてばっかりでまともに寝れなかった


『怒ってるようにみえる？笑』








芽「なんかものすっごい、怒ってるように見える笑」









『うそ、ごめんね』









芽「ううん、大丈夫なんだけど！
それよりA！！すごい話があるの。」









急に両手で肩を掴んできた芽衣

『ど、どうしたの』









芽「瞬くんがね！今日、ご飯いこ！って！！！
Aと白濱先輩も！！」









『え、？なんで私？それに先輩も』









芽「なんかさ最初、瞬くんと白濱先輩でご飯食べに行こって言ってたららしんだけど、白濱先輩がA誘いたいって言ったらしくって、よかったら二人もどう？って！！」









なんで、白濱先輩が私を、、、？









芽「すごいでしょ！A行くでしょ？！」









「白濱先輩って、彼女いるんじゃ、」







これが私のひっかかり

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