センパイ

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そうすると、音楽が流れ始めステージの照明が明るく変わっていった









一曲目とは、人数も少し増えている気がした





でも、人数が増えても目で追うのは白濱先輩。









そうすると先輩たちがステージ際まで来た

1列目だから手を伸ばせば、手が当たるような距離






遠くを見てるように思えたけど、









あっ！っていうような顔をしてこっちを見てくれ、手を振ってくれた






そしてまた遠くを見始めた









心臓が飛び出しそうだった









「亜嵐！ありがとう！！」




隣で叫んでる。そうだよ、さっきのは私へじゃない

二回も勘違いするとか、私馬鹿すぎるよね









二曲目も無事に終わり、体育館の照明が明るくなりゾロゾロと体育館からみんなが出ていく









芽「A、人が多いからさもう少ししてから行こうよ」









『そうだね』









「めーーい！Aちゃーん！」

椅子に座って待ってると、私たちを呼ぶ声と共に瞬先輩と、白濱先輩が来た。









芽「瞬くん！！ものすっごいかっこよかったよ！！！」









瞬「芽衣、騒ぎすぎ笑」









芽「だって、だって、本当にかっこよかった！」






興奮が抑えきれない芽衣を見てると、クスッと笑ってしまいそう笑









「Aちゃん」









声がする方を向くと、ニコニコ笑顔の白濱先輩。

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