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返事をした途端伊沢が頭を抱え始めた。なに。もしかして私、何か勘違いした?今のって告白じゃなかったの?嫌な想像ばかりが頭の中を回り始める。目の前の伊沢も混乱しているようでこちらに視線を向けている。
伊「ちょっ、ちょっと確認していい?田中ってクリスマスに俺じゃない誰か、好きなやつに告白して上手くいかなかったんじゃないの?」
「いや、えっと、クリスマスはその、伊沢に告白しようとして勇気出なくてそのまま何もできなかった」
伊「今の返事は投げやりになった…」
「わけではなくて。本心で好きってことで合ってる」
と言ったのが先か。伊沢に勢いよく抱きしめられる。
伊「なんだよ〜!!勘違いした!!あの後から一切音沙汰なかったし、クリスマスだって、なんにもなかったから、他の奴と付き合ったりしてんじゃないかって思って、さっさとケジメ付けようと思ったら…」
も〜!と、怒るように肩に顔をうずめている私の方に頭を乗せて話す彼は未だにぶつぶつと何かを話している。こんな風に荒ぶる彼を見るのは初めてでどうすればいいのかが全くわからない。
「ご、ごめんなさい…。その、本当に申し訳ないです」
伊「…いや、いい。全然いい。俺の彼女だから特別に許す」
「か、かのじょ」
伊「あぁ、そっか」
ぐりぐりと肩に押し付けていた頭を上げて、さっきと同じような真面目な。それでいてさっきよりと優しい顔を向けられる。
「田中Aさん。好きです。俺と付き合ってくれませんか」
貴方に伝えたいことがある。意気地無しで勝手な私だけど。あなたの隣に相応しくはないかもしれないけど。それでも、伝えたいことが。
「私も好きです。私をあなたの彼女にしてください!」
───────
伊沢さんのお話が長くなってしまいました(--;)
完全自己満作です。すみません…。
本当はクリスマスに仕上げる予定だったんですけどなかなか時間が取れずこんな日付に…。
ここまでお付き合いくださった方は本当にありがとうございました。本当に!ありがとうございました!
そして、最後(この話)はとにかく年内に終わらせたくて急いでしまった部分があるので修正すると思います。何卒。
ユキ
きっとそのチョコは甘い_kwkm→←君に伝えたいことがある_izw
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ゆーな(プロフ) - かなとさん» 確認ミスでした。ご指摘ありがとうございます! (2019年10月9日 7時) (レス) id: 32accdebbf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月9日 6時) (レス) id: 2c9a625555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキ x他1人 | 作成日時:2019年10月9日 6時