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声は震えているし、涙だってだだ漏れだ。これ以上迷惑をかけたくなくて言った言葉なのに逆効果だったかもしれない。
でも、耐えられなかった言葉だった
ふ｢…ごめん。Aちゃん｣
福良さんが今まで見たことのない苦しそうな面持ちでこちらを見る。
あぁ、振られるんだな。心のどこかにいる冷静な私がそう告げる。
｢謝らないでください…｣
ふ｢ううん、僕のせいだから。ちゃんと伝えてなかったね。
Aちゃん、好きだよ。可哀想って思ったりしてない。子供っぽいとも。ただ、そのままのAちゃんが大好きだよ。
今までちゃんと言わなくてごめんね｣
予想とは全く違った言葉が聞こえて涙がぴたりと止まる。嘘だ、とでかけた言葉が福良さんを見て止まる。福良さんの目が真っ直ぐ私を捉えていて、それに心做しか顔が赤い。
｢え、わっ…！｣
不意に福良さんに抱き寄せられる。初めてのことで一気に顔に熱が集まる。
ふ｢Aちゃんは僕のこと大人だって言ったけど、
僕にはよそよそしいのにこうちゃんとはいつもより仲良さそうにしてるところとか、河村にあんなに近づいてるの見て嫉妬しちゃうくらいにはまだ僕も子供だよ｣
公園で、顔の赤い男女が抱き合っている姿なんてどんなにおかしいだろうか。そんなことを気にする余裕もなくただ時間が過ぎていく。
福良さんに好かれるならもう少し子供のままでいようかな。
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ゆーな(プロフ) - かなとさん» 確認ミスでした。ご指摘ありがとうございます！ (2019年10月9日 7時) (
レス) id: 32accdebbf (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月9日 6時) (レス) id: 2c9a625555 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユキ x他1人 | 作成日時：2019年10月9日 6時
