フリフラ*2*キミの体温 ページ2
*フラウィー視点*
〜二時間後〜
……暇だし散歩でも行こうかな。
僕だって地面ならきちんと自分で歩ける。
土があればだけど。
………まだ寒いから新芽とかは無いかー……
……フリスク!?
僕の目前にはおなじみのショートヘアに二本線が入ったシャツを着ている人間がうつ伏せで倒れていた。
僕は急いで駆け寄った。
フラウィー「ちょっ!」
僕はまずフリスクを仰向けに寝かせた。
そしてぺちぺちとほっぺたを叩いた。
フリスク「ケホッ……ケホッ………ぁ、、、フラ、、、ウィー、、?僕、、、だめかも、、、」
フラウィー「ねぇ、何言ってんの?!!とりあえず運ぶから!!」
僕はフリスクの体にツタを巻いて小屋に戻った。
…………フリスクの体は小刻みに震えていて、さっきより様態が悪化している気がする。
僕はフリスクのおでこを触ってみる。
……………熱い。僕でもわかる。
僕はとりあえずフリスクが僕のためにと言って持ってきていた布団とかそう言う物を全部かけた。
フリスク「フラウィ………苦しいよぉ…………」
フラウィー「お、お前が悪いんじゃ…………」
フリスクは弱々しい目でこちらを見ている。
こんな目今までに見たことない。
助けて欲しいんだ。
フラウィー「………これはしたくなかったけど………
」
フリスク「?…………!?」
僕はフリスクにディープキスをした。
実は僕の唾液には風邪にきく成分が含まれてたりする。
フリスク「ふぅぅん……!」
フリスクは弱々しく抵抗しているけど僕がツタで抑えているから全く動けずにいる。
フラウィー「………はい。これでいい?」
フリスク「ぅ、ぅん………」
フラウィー「あとは寝てれば治るから。じゃ、僕はあっちに行ってる……なに?」
フリスク「一緒に……寝てくれれば早く治るかも………です………」
フラウィー「………」
僕は黙って布団に入った。
フリスクはニコニコと赤い顔で笑った。
こんなことくらいで嬉しいの?人間って。
フラウィー「……ずっとこっち見てないで早く寝なよ。何もしないし。」
フリスク「ぅん♪」
そうフリスクは言うとスヤスヤと寝息をたてて眠りに就いた。
………僕はそっと口づけをした。
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雨ノ宮心音(プロフ) - 二次創作なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年6月4日 22時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつみかん | 作成日時:2017年1月2日 23時