Story 5 ページ6
ドレミファソラシド♫
真純ちゃんがベースを奏でる。
部屋が全部埋まっていたため、私たちは今休憩スペースで、部屋が開くのを待っているのだ。
「世良ちゃんすごーい!」「やるじゃん!」
「ただ、ドレミを弾いただけだって...まぁ、兄貴の友人に教わったのはこれくらいだけどね」
真純ちゃんのお兄ちゃんって、赤井君よね?
4年前、赤井君たちとホームで出会った女の子が、真純ちゃんだと思ったのだけれど...
「ベースを教えてくれたその男の顔、覚えていますか?」
「まぁ...なんとなく...どうしてわかったんだ?その友人が男だって...」
「まぁ、なんとなく...」
安室君も真純ちゃんにその事を聞いているとなれば、やはりあの女の子は真純ちゃんか。
で、ベースを教えてくれたのは、スコッチ...緑川君、よね。
「もぉー皆、気合抜けすぎじゃないの!?ライブまであと一週間もないんだよ!?」
隣のテーブルに座っていた女性が声をあげる。
どうやら、バンドのことで揉めているようだ
それにしても、緑川君...懐かしいわね。
彼が故人となった今、もう会うことはできないのだろうけど...
幽霊でもいいから、安室君に会ってあげてほしいわ。安室君は勘違いをし続けている...赤井君が緑川君にじさつをさせたと...
まぁ、私が口出しできる立場でもないけれど
_____
ちゃんと、本名が発表されたらそっちに変えていきますが、とりあえずスコッチの本名は、緑川唯でいきます。
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