缶ぽっくり ページ30
五条side
「宿儺……悠仁を起こして。
今起こしたならば力をもう少し返さなくていいから……」
Aがそう、宿儺に投げかける
己の力よりも悠仁の方が大切だというのか？
正直言って悠仁を助けるより力を取り戻した方が
効率が良いというのに。
というか、悠仁を助けるのは
Aにとってマイナスな面しかないのでは？
「……あいわかった……小童を生き返らそう。
しかし、何故お前はそこまでアヤツに執着する？」
宿儺は納得のいってない顔で承諾し、やはり疑問に思ったのがAに問いかけた。
敵ながら当然の疑問だ。
「そんなの簡単な事よ。
悠仁が居ないとこの世は成り立たないから私は傍観者。
だから自然に修正しなければいけない定めなの」
前も目的はないといっていたが"物語の終焉を見て、元ある物を元ある場所へ戻す"と言っていた
Aは何やら重要な事を知っているのか？
そういう事なら辻褄があう。
Aは強大な秘密を守るいわば守護者のような物なのだろうか。
Aは視線を晒すとに少し表情を緩ませてこう言った
「……目を覚ましたか悠仁。
だから忠告したのに…」
Aの視線の先にはなんと起き上がった悠仁が居たのだ。………少し涙ぐんだよ。
悠仁は目をこれでもかと見開いてAを見つめている。
恐らくAが先程ほんの少し囁いた"だから忠告したのに"という言葉に思い当たりがあったのだろう。
後で問い詰めなくてはいけないな
そのあと、一、ニ言交わすとAは
「これからも気をつけてねそれじゃあ。
みんな行きましょう」
という言葉を残し
ちりん
鈴を鳴らしたと思ったら
次の瞬間にはAたちは居なくなっていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜂蜜レモンティー(プロフ) - おこげさん» ありがとうございます。訂正しときます。本当に助かりました (2021年1月30日 20時) (
レス) id: c525fe5f15 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - おにゅー(?)ありがとうございます！勘違いものが大好きなので更新が待ち遠しいです。頑張って下さい、応援してます。 (2020年12月14日 2時) (レス) id: 67c87e380d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜂蜜レモンティー | 作成日時：2020年12月11日 22時
