【呪術廻戦】いやだからそれ、勘違いだって(修正版)

缶蹴り ページ26

"これで終わりさ。何か質問はあるかい？"

骨女がそう聞いてきた。

ちょ、ちょ、ちょっと待った〜！！

いや、どう言うことやねん！！関西人もたこ焼き吹き出すぐらいの困惑なんだか！！

"実は、昔宿儺に会って、呪いの王に仕立て上げるように力を貸しました"

とかいうラノベあるある俺TUEEEEEな展開ではあ〜りませんか！！

(精神的に)痛い……痛いし、意味わかんない！！

そして、何なんだよこのビミョーな空気は！！

何みんなしてシリアス丸出しな顔構えしちゃってんの
てか、誰か喋ろ！！誰か発言しろ！！(勿論コミュ障の私は当然のことながら喋らない)


「まぁ、色々聞きたいことがあるけど一つだけ。」


ここで、ピンチヒッター五条悟！！

よし！同じ甘党白髪シリアス２割・ギャグ８割キャラの銀さんを見習ってこの場をどうにかしてくれ！！

「Aは宿儺に力を譲渡したんだよね。

ひっくり返せば、ただの一般人を呪いの王とさせるまでの力があると言うことだ。

まどろっこしい事は無視して単刀直入に言おう。

何故そこまで力を持っている？」

何でシリアスにシリアスを乗せたシリアスの盛り合わせを作るんだよ！！

そこはさ"ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲!完成度たけーなオイ！"とか言わないと！！

何故この世界にはギャグ線が少ないんだよ！！

それに、俺様何様宿儺様をただの一般人っとか言うなよ！

あれ？というか、これって私に話振られてる？

え、自分(あいちゃん？)の事全然知らないんですけど。

あ、まさかこれってかなりヤバい状況では？

「その事に関しては私、骨女が答えよう。

何故そんなにお嬢は力を持っているのか______。
それは簡単な事だよ。

お嬢の術式"曼殊沙華"によるものさ」



喋らずに済んだけどさ……厨二病設定キタコレ……



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術式【曼殊沙華】(まんじゅしゃげ)
無意識のうちに常時発動しているものなのでAは気づかなかった

能力としては地獄送りする際やふとした瞬間に注がれる相手の恨み・殺気・憎いと思われる事が反転して自らの力に変えるもの。

しかし、デメリットもあり、力を吸い取るほど精神的ダメージが降り積もってゆく。

Aが心から思っている事を口に出せない事や無表情なこともこのデメリットのせい。

まぁ、用は＼(・ω・＼)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!ということ

福笑い→←大波小波

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