1話 ヒーローに出会うまで1 ページ2
〜Aside〜
また、始まる
毎日毎日
焔ビトの鎮魂の日々。
私は能力柄｢天使｣と呼ばれている。
でも、私は天使なんかじゃない。
こんな
力なんて
炎なんて
要らなかったのに。
なのに周りは
素敵だ
天使だ
騒ぎ立てた。
でも、こんなでも
みんなの心の拠り所になるならと
ずっと思っていた。
約200年前に、突如発生した原因不明の災害。
突然人間が発火する人体発火現象により
全身が炎に包まれ、自我を失い、命尽きるまで暴れる炎の怪物『焔ビト』
世界は炎に包まれ多くの大陸は消失してしまった。
私は第三世代能力者
自分の意思で発火することができ、さらに能力として炎を自在に操ることができる。
第二世代と違い、自分の炎以外に干渉して操ることはできない。
第三世代
それだけで皆私を賞賛した。
焔ビト.......
他の隊員がどう思っているかは知らない
知らないが
私は焔ビトを哀れだと思う。
急に燃え周りに
恐怖を危害を与える存在になる。
それが
尊敬してる
愛している
そんな相手だとしてもだ。
そんな人達の心の拠り所になるのならと
偽物の天使になる
ただただ殺しているだけなのに
私は
『第三特殊消防隊』に配属されている。
大隊長様はDr.ジョヴァンニ。
だかここも今日付けでおさらばだ。
もとよりココは好きじゃなかった。
そもそも実質的に灰島の支配下にある。
それに
私になにかバレないよう隠して何かしているし
教会で
悲しそうな辛そうな
そんな顔をした子供を
たまにすれ違いざま
目にする。
他にも色々と実験やなんやで
コソコソしている。
私にはここの隊は
何を考えて
何をしているのか理解できなかった
いや
理解したくなかっただけなのかもしれない。
何もかも滞りなく終わり
なぜかさっさと出ていけと言わんばかりに
全ての手続きが順調に進んだ。
第3は今日で終わり。
私は『第八特殊消防隊』に異動配属となった。
ここよりマシだといいな。
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るな(プロフ) - TWINSさん» わかりました。ありがとうございます。 (2019年9月25日 18時) (
レス) id: 021c1d7ec5 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» 炎炎ノ消防隊の小説専用の宣伝なので、炎炎ノ消防隊関係であれば大丈夫です (2019年9月25日 17時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - TWINSさん» わかりました。ありがとうございます。どの作品でも大丈夫でしょうか？ (2019年9月25日 9時) (レス) id: 021c1d7ec5 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» 作品のほうにコメントして頂ければ、パスワードを教えますね。手間がかかってしまいすいません……。 (2019年9月25日 6時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» ありがとうございます！よろしくお願いします。 (2019年9月25日 6時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2019年9月20日 22時
