WELCOME 2 PARADISE 《壱×慎》 (ページ7)

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秘密ページ7

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葵「ねぇA聞いて！？あのとき助けてくれた人、やっぱり壱馬くんだったの！」

「え？」

葵「最初会ったときからなんか見たことあるな～つて思ってて聞いてみたらドンピシャだった！」

慎「じゃあみんな知り合いだったってことですか？」

知り合いとまではいかないけどすごい。

こんなことあるんだ、、、

壱馬「で？慎とお前はどんな関係なの？」

「お前ってなんですか！私にだってちゃんと名前あります！」

壱馬「はいはいAちゃんね。」

慎「僕とAさん高校が同じだったんです。あと、部活も」

壱馬「じゃあダンスやってるってこと？」

慎「いや、マネージャーです(笑)」

慎「Aさん運動神経が壊滅的に悪かったので入れる部活がなくてダンス部のマネージャーになったみたいです」

壊滅的…まあ確かに壊滅的だったけど…すごいバカにしてるよね！？さっき笑ってたし…

「お兄ちゃんがダンスしてて、少しだけ知識があったのでなにか役に立たないかなーと、、」

慎「で、まあ色々あって仲良くなりました！」

壱馬「いや、その色々が聞きたいんだよ！アホか」

慎「ん～、まだ内緒です」

葵「えー！気になる！Aに聞いちゃお」

慎「だめですっ！Aさん、秘密にしておいてくださいね」

「ふふ、慎くんのお願いならきくよ」

昔から慎くんが言う内緒とか秘密とかいう言葉が好きだった。

なんだか慎くんと秘密を共有できてるような気がして。

葵「え、あれAのお兄ちゃんじゃない？」