鏡夜の許嫁は皆の妹！

第22話 ページ24

ハニー「ハルちゃん、ハルちゃん、ぞうり片っぽなくなった…」ﾍﾞｿ3年A組 埴之塚 光邦[148cm うお座 AB型]

ハルヒ「え、どこで落としてきたんですか？さっきまではいてたでしょう」

A「何処かで脱いだんですか？」

ハニー「脱いでない…ふぇぇ」ﾍﾞｿﾍﾞｿ

ｽｯ

ハニー「崇…」

何処からともなく出てきたモリ先輩が草履をはかせる。そして向こうを指さし

モリ「向こうに…おちてた」
↑3年A組 銛之塚 崇[192cm 牡牛座 O型]

ハニー「たかし〜！」

ハルヒ(…なんか…涙モノがハヤってんなー。みんなどっからあんなに…)

どんっ

馨「お、ハルヒ、悪い」ﾎﾟﾛｯ←目薬

ハルヒ「きっ汚…もがっ」

光「ハイハイさわがないでねー言っとくけどこんなのホストの常識なのー」

※因みに環は自力で瞬時に泣く事が可能 環「ﾄｳｾﾞﾝﾀﾞ!」

馨「濡れた瞳によろめかい女はいないだろ？ほぉーら庶民には到底買えない高級茶菓子だよー？」

ハルヒ「ム、誰がそんな手に…」

高級茶菓子 ｷﾗﾝ

ハルヒ「…くれるの？」

光馨「「おおっカワユイねぇ♡」」

「ハルヒくん和菓子好きなのー？」ｷｬ

ハルヒ「イエ…甘いものはあまり…でも、母の仏前に供えたらいいかなって…」

「…！」ｷｭﾝ

環「さ…ぼうや、もっておいき…お母さんにはないしょだよ…」そ…っ

ハルヒ「イエだから母に…」

環「もーは親思いな所もカワイイカワイイカワイイ！！！」

ハニー「ハルちゃん僕のもあげる〜」

「あたしのも」「あたしのも」

ハルヒ「ぎゃー！こんなにいらな…」

鏡夜「ほら、気がすんだら持ち場に戻れ」

A「ハルヒ君、今度お供え用のお菓子作って来ますね」

ハルヒ「あ、ウン、ありがとう。この前もらったお菓子もお父さんにも好評だったよ」

「………」

馨「アレ？お客さん新顔だね。どしたの？入っといでよ」

ハニー「ね〜♡」

「…」ﾋﾞｸｯ

環「こぉらッ初めてのお客様にはもっとソフトに！！」

A(あれ？あの子は…フランスに居るんじゃ…？)

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