SO LUCKY 2 (ページ25)

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重なる姿～ヨンジェ～ページ25

ヨンジェ『え…？あーAさん…？
ってジェボムヒョンの？』
Aさんの事だとすぐに分かったが
なんとなく誤魔化してしまう。

マーク『そう。なんかフワフワした感じ。』
ヨンジェ『そーかなー…』

なになにマクヒョンもしかして本当にAさんの事気になってたの？！ジェボムヒョンの考えすぎだとばかり思ってたけど…！

聞いてみる…？

ヨンジェ『マ、マクヒョンはAさんの事どう思う？』
マーク『どうって？？ココに似てる。』

マクヒョン、それはさっき聞きました。
じゃなくってー…

ヨンジェ『可愛い？？』
マーク『うん。可愛いと思う。ココに似てるから。』

ココに似てるから。ココに似てるから…
僕の頭の中にその言葉がエコーした。

あーはい。そーいうことですか。
可愛いって…

ジェボムヒョーン！！ヒョンの心配する事はなんっにも無いよー！！
と大声で叫びたいのを心の中だけでなんとか留めた。

マーク『なんか最近元気ないよね』
ヨンジェ『え？ココが？』
マーク『ジェボム。』
ヨンジェ『ごめん…(笑)そうだねぇ。Aさんと上手くいってないのかな。何も話してくれないけど』
マーク『ヨンジェは、好きな人できたらメンバーに相談する？』
ヨンジェ『するよー！すぐするね！』
マーク『じゃぁ相談してこない今はいないって事』
ヨンジェ『うん、いない。と言うか好きってまだ良く分かんないなー。可愛いとか良いなーくらいならあるけどその一線を超える感情ってのがね』
マーク『そっか。』
ヨンジェ『マクヒョンは？する？』
マーク『しない。』
ヨンジェ『うん、しなさそー(笑)』

マクヒョンは抱き抱えていたココを降ろした。

マーク『そろそろ帰ろうか』
ヨンジェ『え？あ、うん。』

少し前を歩くマクヒョンの姿は、何故か最近のジェボムヒョンの姿が重なって見えた