僕じゃダメですか【黄】

ダメですか11. ページ13

White side


紫月くんが去り際に言った。

な「周りの人は皆頼って欲しいはず。頼れる人はとことん頼らないと。」


私は走ってある人の所へ向かった。


それは＿＿＿＿2年の橙詩くんだ。


『橙詩くん！』

ジェ「！A先輩やんどうかしたんですか？」

『るぅちゃんに伝言しといてくれない…？』

ジェ「OKです」




＿＿＿＿＿＿




Yellow side


先輩の前であんなみっともない顔しちゃった…


先輩は何も悪くないのに…僕のせいでっ


ジェ「るぅとやん！どないしたんそんな顔して」

る「ジェルくん…」

ジェ「また、A先輩のことで悩んどるんか？」

る「いや、その…」

ジェ「別に話したくないなら話さんでえぇで。るぅとが頑張ってるのは俺もなーくん達もA先輩もわかっとるから。」

ジェルくん…

る「はいっ。」

ジェ「あっいい事だけ教えたるわ！」

いい事…？なんだろ

る「なんですか？」

ジェ「A先輩、今日の放課後。東棟の2階の空き教室に居るから」

る「えっなんで…」

ジェ「じゃあ頑張れよー！」




よくわからないけど…きっとこれは、先輩に想いを伝えられる大きなチャンスなんだ。



絶対に放さないっ






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