邪魔者 6 ページ8
オロオロとする善逸に、声を掛けた。
『僕は大丈夫だから、三咲さんに羽織貸してあげて』
善「でも、俺は最初に…」
優しいなぁ…その優しさは時に罪だよ善逸さん。
『別にいいって。三咲さんも寒いって言ってるし、善逸の羽織がいいみたいだから』
今の言い方はちょっと嫌味ったらしかったかな?
善「わかった…ごめんねAちゃん」
『ううん!大丈夫!』
善逸は三咲にちゃんと羽織を渡してた。三咲さんがこちらを向いてにやって笑った気がしたけど見てないふりをした。
まぁでも、やっぱり寒いものは寒くて。
『さむ…(小声)』
なんて言ったら善逸が申し訳なさそうな顔でこっちを見てきた。
あぁ。あいつ耳いいんだった。
炭「大丈夫か?俺の羽織を使うといいぞ」
炭治郎が羽織を僕の肩にかけてくれた。
『炭治郎…いいの?』
炭「あぁ。女の人はちゃんと敬うようにって、アオイから教わったからな」
アオイちゃん…炭治郎に何教えてんの…
『何それ…まぁいいや。ありがとう炭治郎』
お礼を言うと、優しく微笑んでくれた。
僕の同期は、優しい人ばっかりだね。
「なんなの…あいつ」
そんな声が聞こえたような気がした。
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みとん - 続きが楽しみです!待ってます!! (2019年11月30日 19時) (レス) id: ed0858bcdb (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - 善逸〜〜〜〜!!!大好きだよーーーーー!!!続き楽しみにしてます!!! (2019年11月18日 22時) (レス) id: 3facb0a9c6 (このIDを非表示/違反報告)
きゅー(プロフ) - おおおおお、さいこおおお (2019年11月9日 19時) (レス) id: 633e069c5d (このIDを非表示/違反報告)
るうなし(プロフ) - おんもしろい!これからも更新お願いします! (2019年10月27日 21時) (レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
いちご みるく(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございますっ! (2019年10月27日 1時) (レス) id: 73b0a2ece0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごみるく | 作成日時:2019年9月28日 21時