07 お似合いな2人 ページ7
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木全 side
「だぁぁーっ！！」
「うわっ何。急に大声出さないでよ汐恩」
「…んぐっ、びっくりしすぎて喉にプリン詰まった」
「プリンって喉に詰まるん？」
食堂にて。
唯一の心の癒しであるお昼休みに、さっきから定食を食べながらずっとうだうだと項垂れている同期の汐恩。
そしてけほっ、と可愛らしく咳をする大平祥生と、ポーカーフェイスで水を差し出す金城碧海。
ちなみに俺の名前は木全翔也！！
あんまり仕事は早くないけど、毎日が楽しい23歳！！食べることが大好きな商品開発部！！
趣味は水泳でクロって名前のウサギを飼っているんだ！
俺たちは同期で仲良しの通称S4。
なんかよくわからないけど会社の人たちに勝手にそう呼ばれている。戦隊モノみたいでかっちょいいから俺は気に入っている。
そしてなんだかずっと汐恩の様子がおかしい。
祥生は心配しているのかしていないのか、プリンを頬張りながら汐恩に話しかけた。
「しおん、どうしたん？」
「……あそこ見てみ」
「ん？瑠姫くんとAさん？」
「ほんまや！ええなあ、お似合いやで」
「もー、翔也と祥生はお子ちゃまやなぁ。あれはどう見ても汐恩の恋敵やろ」
はて？と首を傾げる俺たちに、碧海は楽しそうに会話をしている2人をビシッと指さした。
こっ…恋敵…！！？
「うぇええっ、しおん、Aさんのこと好きなの！？」
「！？翔也声でっかあ！！？？」
「あっふぉふぇん(あっごめん)」
「いや俺はそのこと知らんかった翔也に驚いてんねんけど」
驚きのあまり大きい声を出した俺の口を慌てて塞ぐ汐恩。
全然知らなかった！びっくり！
「え、いつからなん？なあなあ」
「…プリンニヤニヤすんなや」
「ちょっと待って汐恩照れてる！」
煽る俺たちを前に、汐恩は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
そんな汐恩を見るなり碧海はポンポンと慰めるように肩を叩く。
「Aさんはなぁ、入社してからずっと汐恩のヒロインやねん！！ほんま愛が重くて引くレベル！！！」
「……」
「もうやめてあげて碧海！！！！汐恩のHPはゼロよ！！！！」
「なんで翔也が照れてんねん。でも俺と翔也は何があったんか知らんな？」
「確かに！！碧海だけ知ってんのズルじゃん！！俺も知りたいな〜！！」
「せやって汐恩」
「…ほんまに死にたい」
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あや - プデュのシリーズから見てます♪つ、続きがとっても気になる…みんな可愛らしくて、不器用で、きゅんきゅんしまくりです…！作者さまの、自然な文体がとっても読みやすくてわかりやすくて、とっても好きです！応援してます♪ (2021年2月28日 16時) (
レス) id: d5dd789089 (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - ぬっとさん» わ〜！ありがとうございます！！さすが国民の初恋ですよね可愛さNo.1！！これから幼馴染の豆原くんを楽しんでくださると嬉しいです！！更新頑張ります！！ (2020年8月2日 20時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
ぬっと(プロフ) - 豆かわいいです〜(*´-`)更新楽しみにしてます！ (2020年8月1日 3時) (レス) id: db7e1eb0c8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - とこさん» お待たせしてしまってごめんなさい！！ぜひこれからも楽しみに待っていただけたら嬉しいです！！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - きのはさん» コメントありがとうございます！！大変長らくお待たせしました！！少しずつ頑張ります〜ッ！！！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごじゃむ
| 作成日時：2020年5月22日 22時
