01 挨拶とキャプテン ページ2
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「ま、マネージャーですか！？」
「そうだ。柳田、とりあえず挨拶」
「ちわっす！」
「「「ちわーーっすっ！！」」」
『ち、ちわっす！』
突然の大声にビビる私。
そしてそれを見て笑う背の高い人たち。
「とりあえず七瀬、お前は一通りメンバーの顔と名前を覚えろ」
『えっ、は、はい』
そう、なんでこんなことになったのか…
当時私がバレーチームに通っていたときのコーチ、今の中垣内監督と街でバッタリ出くわした。
それだけ、ただそれだけ。
この話はまた今度…
「ちょっと、大丈夫？」
『ひゃい！？！？』
「あっははは、ダメそうだな」
なんか若くて好青年な感じの男の人が心配して声をかけてくれる。
俺、柳田将洋。と握手を求めてくる。
恐る恐る手を出すと、にこにこと笑って優しく手を握られた。
「俺一応キャプテンだから、わかんないことあったら俺に聞いて？」
『そうなんですか！ありがとうございます！』
「合宿とか遠征ばっかりで疲れちゃうと思うけど頑張ろうな」
優しくてしっかりしたその人の表情に、少し安心する。
柳田さんの後ろからひょっこり犬のような青年が顔を出した。
「さすがキャプテン、早いっすね…」
「有志も挨拶しとけよ、これから長い付き合いになるんだし。ほら」
『っ、！』
「！？おっと」
握手したままの柳田さんが、有志さん？の元へ私を引っ張る。
そのままぽすん、と犬少年の厚い胸板にぶつかった。
初対面で胸板に飛び込むってどんな迷惑な奴だ、と自分で恥ずかしくなる。
「うわ、ごめん、七瀬さんめちゃくちゃ軽くて力加減ミスった」
「っ、え、っと大丈夫っすか…？」
『ごっ、ごめんなさい！』
お互いにパッと離れて、自分よりはるかに高い身長とがっしりとした筋肉に目が泳ぐ。
それを見ていた選手たちが一斉に笑う。
「全く、若いの同士で何やってんだよ」
「福澤さん！」
「とりあえず全員自己紹介しよう」
髭の生えた渋めの人が笑いながら有志さん？の肩を叩く。
おっ、おとなのひとだ…背がでかい…。
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凛(プロフ) - いつも楽しく読んでます！石川兄妹がとても好きです！個人的に高橋選手も推していて、ポッキーで登場して一瞬まさか健太郎さんとゲーム…!?とドキドキして嬉しかったです！ww本編でも登場シーンが増えるといいなぁとひっそりと思いつつ、更新を楽しみにしております！！ (2019年11月13日 9時) (
レス) id: 8f59dc9e7e (このIDを非表示/違反報告)
LeOnOa07(プロフ) - 石川兄弟の会話がめっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2019年11月11日 20時) (レス) id: 716628def7 (このIDを非表示/違反報告)
sokai0725(プロフ) - 桜庭ちゃん、根は良い子で好きです。柳田くんのお爺さん説に1人で笑ってしまいました！！これからも楽しみにしています(^^)！ (2019年11月9日 23時) (レス) id: 45f0289947 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 石川兄妹と主人公ちゃんの絡みが好きです！笑 (2019年11月9日 6時) (レス) id: 8a2a6974ea (このIDを非表示/違反報告)
かっぱ - どうなるのか楽しみです(^_^)/続き楽しみに待っています！ (2019年11月7日 19時) (レス) id: 30f001bc78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごじゃむ
| 作成日時：2019年10月15日 23時
