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疲れきっていた身体を休めた次の日の朝。
ぐっすり眠れたからであろう、Aの目覚めはすっきりとしていた。
そしてルパン曰く、「今の内に銃を教えてもらっといたら?いつここを出発するか分かんねぇからな〜」だそうで。
そのまま軽く話は進み、次元からやり方を教えてもらう事に。
次元「適当に話進めやがってあの野郎…」
『良いじゃないの…気楽にいくのが一番よ』
そう会話をしながら二人がやって来たのは、アジトがある街から少し離れた森。
ここなら確実に人は寄ってこないだろう。
銃声も街には届かないであろうという事で、練習場をここにしたのだ。
『へぇ……こんな所があったのね…』
辺りを見渡しながらAが言う。
次元「テメェ、ここに住んでんのに知らなかったのか………あ」
しまった、と次元は思った。
住んでいると言っても、Aは殆どを家の中で過ごしてきたのだ。
いくらなんでもこの場所を知っている訳ないのに。
次元が申し訳なさげに黙り込むと、
『大丈夫、気にしてないから』
と言ってくれた。
Aは、強い。
次元はそう感じていた。
あれ程酷い事があったというのに、弱音一つ吐きやしない。
今を生き、生まれ変わろうとしている。
次元「………んで、そこまでするのか…」
________分かったモンじゃねェ。
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遊星(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからも、この話を読みたいです。 (2019年2月14日 12時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗モノクロスター - 「ルパン三世VS怪盗ジョーカー&怪盗モノクロスター」 を見て見たいです!!。 オルボワール!!(ごきげんよう!!) (2015年12月20日 5時) (レス) id: 92e84e54a2 (このIDを非表示/違反報告)
うねゆ@受験生(プロフ) - ラム・レック@受験生さん» りょ!鞄の中に入れたから大丈夫! (2015年12月17日 21時) (レス) id: 834e90dd27 (このIDを非表示/違反報告)
ラム・レック@受験生 - 明日、小説1巻頼みまっせぇ〜!! (2015年12月17日 16時) (レス) id: 3fc6c6c45c (このIDを非表示/違反報告)
ラム・レック@受験生 - 『殺戮の天使でメカアクop』な!!後、『おそ松さんでラフ・メイカー』←泣けるやつね、これ (2015年12月10日 16時) (レス) id: 3fc6c6c45c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うねゆ | 作成日時:2015年9月10日 21時