ソクミン君は歌う

モテますジョンハンさん ページ34

jh「 ふ 〜ん。で？お前モテるんだ。」


目の前の彼は、意外そうにも 又少し含み笑いをもらしている。全く失礼な。



「 ちょっと何言ってるのかよくわかんない 」



jh「 よく言うよ。」



勿論しらを切るつもりだったが、どうにも逃れられないのらしい。全くもって執拗い。



「 そんなあなたはどうなんですか。」


どうせモテるのは目に見えている。否、見た事があるのである。つまり紛れもない事実である。



jh「 なに？気になる？」



いちいち聞いてほしそうなかおをしないでいただきたいね。ジト目で彼を見つめて目で伝える。





'' いや、別に。








jh「 露骨に嫌そうな顔するな。」





「 はいはいすみません気になりますすごく。」



眉の間に皺がよった。そうやって一生線でも入っちゃえ。人相悪くなっちゃえムカつくな美形は。




jh「 あ 〜、やっぱ気になります？笑」





「 うん気になる(クソほど気にならないのだが)」





jh「 ま、モテてるほうだね 」




ドヤ顔でそれを言うのか。




「 よく言うよ。で？彼女できた？」






jh「 馬鹿言え。俺は作んないタチなの。」





へえー意外。この人、見た目だけは良いのに。そう、見た目だけは、ね。こうやって人をおどすのだから末恐ろしい。然し、それを考慮した上で猫を被れば女なんて困らない筈。一体何故だ。

まさか この悪魔的キャラを大学で通しているのではないだろうか。


なんとなく 理想のキャンパスライフを想像してみた。私の中のキャンパスライフにこんな人は居ないだろう。否、いて欲しくない。


つまり、何故その上で自身からモテると断言出来るのか。私には全く解せぬ。



「 なんで？」




答えを求め、彼に目を向けた。瞬間、彼の瞳がほんの少し、揺れたようなきがした。



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jh「 好きな人いるから 」




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少し耳を赤くして放ったその言葉に、今はただ、驚くことしか出来なかった。


･･･成程、そういうことなのか。









ー( 病室の外にて。)ーーーーーーーーーーーー








js「 お？進展ありそうだなあ (*^^*) 」嬉しい






hy「(うわぁ……、Aの病室に耳あててる人って確か、お兄さんだったような、、、)」




※お兄さん、貴方一見不審者にしか見えませんよ。どこまでシスコn(((

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