嗚呼 ページ24
それは、突然の事だった。
その日はジスオッパと出掛ける予定だから、少しお化粧もして待っていた。
どんな服を着ようか。
何色のリップを塗ろうか。
久しぶりに
そうあれこれ考えていた。
外は晴天で、心地よく吹いてくる風が気持ちよかった。
「 平和だなあ。」
とまあ呑気に呟いたんだけど、まあ私がそう思う時に限ってなのか、事は起きた。
・・・
「 なんでここに居るの。」
mh「 ・・・ 心配した。」
「 ・・・帰って。」
何故か。何故か病室にこの人達が来た。
mg「 俺たち、謝りたくて来たんだ。」
「 何を今更。」
mh「 A、ごめ、」 「 わたしがっ!!!!」
mh,mg「「 」」
「 私が!今!ここに居なかったら!どうなの?!」
私がここに生身の体があるうちに言っておこうとでも思ったのか。虫唾が走る。
「 あんたなんかは!どこでどう謝るって言うの?!
私の墓場?!ふざけるのも大概にしろ
助けもしなかったくせに!
あの女達を、止めてもくれなかったくせに!
今更なに?!
こんなんだったら、
私は 死 んだ事にしてくれた方が楽なの!
貴方達の顔を見るぐらいならね!!帰って!」
自分でも、自分でも酷く怒鳴ったって思った。
言い終わったあと見た彼等の顔を見てそう気付いた。
驚きと哀しみと動揺で歪んだ顔。
__もう、どうだっていい。
あの光景がフラッシュバックして、辛い。
彼等の居るこの病室に、生身でいる自分に嫌気がさしそうで、そうなるのが嫌で病室の扉に向かって駆けた。
裸足のままで。
「 ・・・・・・ソクミン君ッ」
なぜか、自分でも分からない位に、
ソクミン君に会いたくなった。無性に。
はだしでかけまくってソクミン君の病室を目指した。
どうして、自分が彼を求めているかなんてもうどうでもいいぐらい、目の前が歪んで行った。
ねえ、ソクミン君。わたしね、
久しぶりに、つらい思いをしたんだ。
うたってよ、そくみんくん。
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洪(プロフ) - あいすさん» そう言って貰えて誠に光栄です ┏○ペコ 作者頑張って更新していきます!コメントありがとうございます(´∀`) (2018年10月22日 15時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 面白いです!ソクミン君...よきよ...めっちゃよき子です。作者様更新頑張ってください! (2018年10月18日 21時) (レス) id: 161cb6822b (このIDを非表示/違反報告)
洪(プロフ) - ARMYです!さん» これからのソクミン君の活躍に期待ですね!コメント誠にありがとうございます♪♪ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
洪(プロフ) - 悠花さん» 語彙力の ご の文字もない私ですが、悠花さんの応援で今後とも頑張れそうです!!コメント誠にありがとうございます♪♪ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
ARMYです! - ソクミナはヒーローだよ!(泣) (2018年9月16日 21時) (レス) id: 33f7dece84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:洪 | 作者ホームページ:http://svt_joshtagram
作成日時:2018年8月21日 22時