ソクミン君は歌う

信じてもいい人 ページ17

「 ねえ、ソクミン君 」




dk「 ん〜？」




ソクミン君はなんでここにいるの？


と、聞こうとしたが、まだあって1日の相手に大きそうなきっと大事な理由は話したくないと思って飲み込んだ。








「 歌、上手いね。」



そう褒めると懐いた馬のような顔をした。



dk「 えへへ、そう？」




わあ可愛い






dk「 僕もAちゃんに質問！！」



「 なに？なんでもどうぞ 」



dk「 一見元気そうに見えるけど、どうして入院してるの？」




「 ああ、自 殺 しようとしたけど、失敗した。」





どんな反応をするのかな、と彼の顔を見上げると
眉を八の字にして泣きそうな顔をしていた。









dk「 ごめんね。言いたくなかったよね？」




その時、私は気付いたんだ。

この人は信じてもいい人だ、と。








「 だ、大丈夫。私今は平気だから。」




dk「 聞いてもいい？どうしてそんなことしようと思ったの？」




「 いじめられてたの。友達も居なくて、それに、」




それに、と言おうとしたのを遮ったのは







(ﾅｰｽ)「 ソクミン君？誰と喋ってるの？入っていい？」








dk「 やばいっ！A隠れて！」







さっきのナースだった。

また明日→←初めまして、ソクミン君。

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