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はおくん ページ2

校庭の木々も青々と葉が生い茂って、七月を迎える





いつからだっけ?私がこうなったのは。









〈 尻軽女。ミンハオ君が可哀想。〉






ああ。はおくんのことでか。忘れてた。



相変わらず冷めてるなと嘲笑する。


否、昔からこんな性格ではない。今のように冷めた性格を肯定する程も無く私はそれなりに温かな環境の中育っていた。






はおくんがひとつの原因として私のソレは崩れて行った。


所詮幼馴染みってだけ









でもさ、尻軽オンナって言っちゃう女も馬鹿げてるよね。
自分が好かれてるって自信、あるんだ。









〈〈〈 キャーーー!ミンハオくぅぅうん!〉〉〉


〈〈〈 ミンギュ君っ♡ 〉〉〉





馬鹿馬鹿しい。









mh「 ・・・・・・A、おはy... 」


ガタッとイスを引いて、 わざと聞こえなかったようにして 思わず教室をとびたす。








無駄な優しさなんて要らないよ。はおくん。


所詮君も穢らわしい人間の一人だ。




階段を駆け上がって、教室から遠ざかる。




屋上にでも行こう。


もうSHRが始まる時間だけど、サボってしまおう。



今日は特別。特別気分が悪い。









バンッ バンッ バンッ・・・・・・・・!!!




「 ・・・・・・ふぅ。」





錆び付いた古いドアを三回ぐらい蹴って開けると、ようやく明るい陽の光が私を照らす。









「 屋上が一番おちつく。」


あんな教室になんて居たくないから。







古い校舎の屋上は、老朽化の為使用禁止であちこちがボロッボロ。


だけどまあ、新品よりレトロな方が好きな私にはとっておきの場所である。









「 死 んじゃえとか言って、私が死 んだらあんたらどうすんの。」





「 ・・・・・・・・・ 理不尽な世界。」









独りごとを 呟き上を見上げる。




太陽がジリジリと照らす。



「 ・・・・・・ 暑い。」









世界が終わっちゃえばいいのに。


「 こんな汚い世界 」




自分で言っておきながら厨二臭いな。

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(プロフ) - あいすさん» そう言って貰えて誠に光栄です ┏○ペコ 作者頑張って更新していきます!コメントありがとうございます(´∀`) (2018年10月22日 15時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 面白いです!ソクミン君...よきよ...めっちゃよき子です。作者様更新頑張ってください! (2018年10月18日 21時) (レス) id: 161cb6822b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ARMYです!さん» これからのソクミン君の活躍に期待ですね!コメント誠にありがとうございます♪♪ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 悠花さん» 語彙力の ご の文字もない私ですが、悠花さんの応援で今後とも頑張れそうです!!コメント誠にありがとうございます♪♪ (2018年10月3日 22時) (レス) id: 4c068cdde9 (このIDを非表示/違反報告)
ARMYです! - ソクミナはヒーローだよ!(泣) (2018年9月16日 21時) (レス) id: 33f7dece84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://svt_joshtagram  
作成日時:2018年8月21日 22時

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