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グリルの数が限られているので一度に大量に肉や野菜、ソーセージなどを焼いて大皿に盛ってから宴会場で食べるというのがなんとなくの流れになっていた。焼くのは各班の班長たちで、それ以外の人たちは宴会場でひと足先に乾杯を始めている。
「Aもあっちに行ってきていいんだよ？」
「オンニやオッパたちだけに焼かせられないですよ」
「A〜、あんたって本当に可愛い」
好きなの食べな。とオンニたちが紙皿の上に焼きたてのお肉を乗せてくれる。ここにいるとオンニたちが可愛がってくれて焼きたてのお肉を食べられるし、元気いっぱいの酒飲みたちからは逃れられるので絶好の場所なのだ。私は近くにあった椅子に腰をかけると海をぼんやりと眺める。海が近いこの宿は潮風が緩やかにここまで流れてきていてとても気持ち良かった。
「オンニ、変わります。そろそろオンニたちもあっちに座って食べてください」
「ありがとう。こっちに人寄越すから待ってて」
食事をしながらオンニたちとの会話を楽しんだ後、焼き場を変わる。やっぱりグリルの前に立つと煙が目に染みるし暑いしで焼き続けていてくれたオンニやオッパたちに感謝した。
しばらくするとスーチョンくんがやって来て、変わるよ。と声を掛けてくれた。
「もうほとんど食い終わっててみんな飲んでるよ。多分さっき焼いてたヒョンたちが食べる分だけ焼けば終わりでいいと思う」
「そっか。ありがとう。ミナは大丈夫？」
「……もう酔い潰れてる」
「あははっ、そっか。もう潰れちゃったか。今日は朝早かったしバスケもしたから疲れてたよね」
「Aちゃんは？平気？」
「今日運転もしてたから飲んだら絶対潰れると思ってここに逃げてたの。だから大丈夫だよ」
賢いね。とスーチョンくんは笑った。それからスーチョンくんは余っていたお肉を焼き終え宴会場へ持って行く。しばらくすると戻って来て、Aちゃんも戻ろうと声を掛けてくれた。
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ruko(プロフ) - 奈胡（元jen）さん» 前回もコメントいただいてましたよね、本当に嬉しいです😭お忙しい中ありがとうございます。意識している世界観を汲み取っていただき…♡嬉しいです✊🏻 (3月24日 18時) (
レス) id: 683ee61126 (このIDを非表示/違反報告)
ruko(プロフ) - おもちさん» そう言っていただけて嬉しいです😭😭お優しいお言葉ありがとうございます♡ (3月24日 18時) (レス) id: 683ee61126 (このIDを非表示/違反報告)
ruko(プロフ) - ナオさん» コメントいただきとっても嬉しいです。そう言っていただけると活力になります、ありがとうございます☺️ (3月24日 18時) (レス) @page50 id: 683ee61126 (このIDを非表示/違反報告)
奈胡（元jen）(プロフ) - こんな風に優しくて平和で穏やかなストーリー、癒されまくっています 普通の恋人同士なのにすごく素敵 続きも楽しみにしています (3月16日 2時) (レス) @page50 id: 8b083b7e19 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 1から更新されるたびにわくわく、どきどき、きゅんきゅんした気持ちで読ませてもらってます♡これからも楽しみにしてます！ (3月16日 0時) (レス) @page50 id: db91ee34e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ruko | 作成日時：2024年1月29日 22時
