乙骨憂太の妹ちゃん２【呪術廻戦】

７話 ページ7

憂太くんと恋人まがいのことを言い合ってちょっと恥ずかしくなりながら寮の部屋にたどり着いた。




小さめのクローゼットだったので案の定お洋服は入りきらず、袋に入ったまま仕舞うことになった








「制服似合ってるよ」



『ありがとう！ニーハイは憂太くんとお揃いの白色にしたの』





「似合ってるけど…怪我したら大変そうだね」



『…気を付けます』










『憂太くん！私初めての任務で三級呪霊二体を相手したんだよ！』





「三級？Aは四級だよね？」






『五条さんの罠にハマった』



「罠ってなに？何があったの…？」







私の部屋でおやつを食べながら二人でお話する



五条さんの行動の説明に憂太くんは焦ってたけど今思えば案外楽しかったな


でも振り回されるのはもう懲り懲りかなぁ…








『知識と経験が足りないから四級の内に沢山お勉強しなさいって』





「そうだね。これから忙しくなりそうだ」







「本当は僕が鍛えてあげたいけどね…」




『仕方がないよ。真希先輩のスパルタ受けるから大丈夫！』









「頑張れ…」





『なにその死んだ魚の目…そんなにハードなの真希先輩…』








未来が不安になった。



真希先輩について行けるかな…身体能力の差が…


憂太くんにも教えてもらいたいけどし海外行っちゃうし…









「今日補助監督の人に聞いたんだけどさ…」





『なあに？』











「…上層部の人達を脅迫したって本当？」











『…えーっとぉ』









「嘘、事実だったの！？」





『まだ何も言ってない！！』




「顔に書いてある！！」









五条さんが噂になるとは言ってたけどもう広まってるとは…



一番知られたくない人に最初にバレた


最っ悪だ。怒られるかも










「あんまり楯突かない方がいいよ…」






『だって里香ちゃんを悪く言うんだもん。自業自得』





「だとしても…」










『過ぎたことは仕方がないでしょ！この話禁止！！！』










おじいちゃん達の顔が浮かんできて気分が沈みそう




お願いだから考えさせないで


やらかしたと思ってる…忘れさせてくれ…










「もう…わかったよ。でもこれからは気をつけてね」





『分かりましたぁ』








「語尾は伸ばさない」





『はい！！』




「良い返事！」










憂太くんに褒めてもらえたので全て良しとします。

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