乙骨憂太の妹ちゃん２【呪術廻戦】

１７話 ページ17

「元々心配はしてなかったけどこんなに早く打ち解けるとは思わなかったよ」






「どうせなら二人で買い物してきたら？大人がいると話しづらいでしょ」






『あー、確かに』




「すぐに納得しないでよ」



『言ったの五条さんでしょ』








「じゃあ恵にカード預けておくから。楽しんで！」








そう言って人混みの中に消えていった五条さん




あの人やっぱ正気じゃないよな。



普通自分のカードを人に預けるか？


五条さんには普通って言葉が一切通用しないな








「どっか行きたいとこあるか？俺は特にないし乙骨に任せる」






『…さっきのやり取りに違和感覚えないんだ。伏黒もそっち側の人間だったか』





「何意味分かんねぇこと言ってんだ」








五条さんとは結構昔からの付き合いらしいし慣れてんのかな…



慣れって怖…







『クレープ食べたい。伏黒甘いの大丈夫？おかず系のもあると思うけど』





「ならそれにする」





『OK！あそこのお店行こ！』










『これ伏黒に似合うと思う』





「ふざけんな。虹色のパーカーなんて着ねぇよ」






『絶ッッッッ対似合うって。…ぶふっ、』




「笑ってんじゃねぇか」









『…いいお値段するね。田舎者だからそう感じるだけ？』




「五条さんの奢りだし好きなの買えば」






『遠慮ないね』




「普通だ」









「なんで男物見てんだ？」






『これ憂太くんに似合う！！確信した！！アフリカまで送りつける！！』




「落ち着け」







「お前ブラコ…」




『それ以上言うな』










友達と買い物楽しい〜！！



ブラコンなのバレたのが不覚だったけど！



すっかり仲良しさんになれたし！朝の不安は無駄だったな




二人とも疲れてきたから今日はお開きになりました









『楽しかった！また行こう！』





「予定が合ったらな。俺も楽しかった」








『またね』





「じゃあ」










五条さんはどこにいるんだろうか。



今日のことを沢山話したいし早く見つけよう





憂太くんにも連絡しようかな



…あの服本気で送りつけようと思ったんだけどな。








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補足
伏黒が夢主の等級が自分より上だと思ったのは里香ちゃんの影響です。夢主が特級レベルを完全に扱えてないのでこうなりました
夢主は呪力量多い方ではあります

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