１６話 ページ16
.
「術式と等級は？俺より上っぽいけど」
『なに言ってんの？四級の新人だけど？』
「は？」
『ん？』
五条さんから話聞いてないの？
なんとなく話が噛み合わない
まさか本当に朝突然引っ張り出してきたとか
だとしたら可哀想…せっかくの土曜日なのに。
私のせいか。ごめん伏黒
『てか伏黒より上だったら準一級以上になるじゃんか。そんな強くないよ私』
「そんくらいだと思ってた」
「兄弟揃って規格外だな」
『いや、多分呪力量が多いだけ。技術面は雑魚だから』
「それだけでも武器になんだろ」
『マジ？やったね』
万年ぼっちと万年反抗期(仮)
意外と相性良さそうで安心した
東京でもやっていけそうです。
『術式は呪霊操術』
「今自由に動かせる呪霊は？」
『数体程度。これから増やしていくつもり』
ストレスのない会話が出来ている気がする
気まずい空気も全くないし。
友達っぽい…憧れてた男友達
『そうだ、連絡先交換しようよ』
「ああ」
『…よしっ。既読無視したら日曜の朝に鬼電するから』
「教えなきゃよかった」
『冗談ですよ。冗談。笑ってくれよ』
「目がガチなんだよ」
先輩達に続き同い年の連絡先まで登録してあるとか初めてだわ
美人の連絡先も知れちゃったし…
東京ってすげぇ…！
「五条さん遅くねぇか？」
『確かに。逆ナンされてるんじゃない？今日サングラスだったし』
『飲み物代払わないとな』
「あっちから言い出したんだし払わせとけ」
『そういう訳にもいかんのよ』
「二人ともー！お待たせー」
『あ、来た』
「絶対近くで見てただろあの人」
『めっちゃニヤついてる』
私達が話してる所見てたんだろうなこの人
五条さんも心配だったのかも
「はい、飲み物」
『苺…！あざっす！！』
「…ありがとうございます」
「二人が仲良さそうで安心したよ」
「まあ、それなりに」
『それなり〜？』
「まだ会ってから数十分しか経ってねぇんだよ。当たり前だ」
『…鬼電』
「勝手にしろ」
冷たい感じもするけど伏黒も楽しそうだし嫌がってはないよね
許可も得たし鬼電してやろうかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3155人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エゴエゴにしてあげる(してやんよ) - 一気見してしまった、 面白いんで更新待ってます (8月1日 23時) (
レス) @page30 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
ガースー(プロフ) - いつも拝見させていただいております。…なんて言えばいいか分からないんですけど、、、呪霊のグチャ！とかは除いて、他の作品より世界観？雰囲気？がふんわり？のほほん？とした感じで癒されます、好きです。体調などお気をつけて下さい、これからも応援しています！ (2022年7月8日 2時) (レス) id: 5bb1efd8a4 (このIDを非表示/違反報告)
亜麻 - 更新頑張ってください！応援してます！ (2022年5月1日 23時) (レス) @page23 id: 3ecc151c1c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ここで、!ななみん登場!!おめでと〜!! (2022年2月2日 23時) (レス) @page10 id: b28ad31b41 (このIDを非表示/違反報告)
わわるこ(プロフ) - 抹茶さん» もう少しで初登場です！お楽しみに！ (2022年1月30日 15時) (レス) @page9 id: e592c4a1c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2022年1月17日 19時
