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ふぅ…暇だと思ってたのにまさかトントンさんが来るなんてなぁ。
しかも皆に怒られちゃって……はあ、やらかした。
その場の流れだったとはいえ職務中に添い寝をしてしまったことを反省する。
そうしてしばらくしょぼんとしていると、また扉が叩かれた。
「……居ますか？A」
っ、あれ、この声って
「……ショッピです。お邪魔します」
っやっぱり！
しょーくんだ……
久しぶりに会話するしょーくんがなんだか輝いて見えて、思わず駆け寄って抱きしめてしまった。
『久しぶりだねぇしょーくんっ！どーん！ぎゅ』
「ッ！……は、効果音全部口に出してるとバカっぽいっすよ」
『バカとか言わないでよ酷い……』
「事実」
相変わらず煽り力の高い彼にイラッときて思わず肩を軽く叩いた。
……わたしとしょーくんではかなり身長差があるので腕を必死に伸ばしても肩までしか届かない。
『……あ、そういえばなんで治療室に』
怪我か……いや、体調不良かな？
とわたしが心配していると、彼はふっと微笑んで言った。
「───上司が部下の仕事覗きに来たら変っすか？」
……そういえばわたしはしょーくんの部隊所属なんだったか。
ぶっちゃけ上下関係意識することないから忘れてた……
『ふふ、そうだねショッピ様？わたしは頑張って働いてますよ』
わたしがおどけて敬礼をしつつそんなことを言ってみると、彼は目を少し細め視線を鋭くした。
……どうして？
笑ってくれると思ったんだけどな……
戸惑いを隠すように慌てて笑顔を貼り付けると、彼はわたしに1歩、また1歩と近寄ってきた。
「……なぁA？」
ひぇ……珍しく怒ショッピだ……
『ええと……なんでしょうか……』
「トントンさん」
へ？今なんて？
『えっ……と？』
「だから、トントンさん。添い寝」
……！
なるほど嫉妬か！
わたしが心得た！とばかりにドヤ顔で頷いていると、いつの間にかわたしを壁際にまで追い詰めていたしょーくんが
「……俺には？」
……と、俗に言う壁ドンと顎クイを同時にキメた上で尋ねてきた。
ひぇ……君顔がいいんだから軽率にそんなことしたらダメだと思うんだ。
普段は猫っぽいくせにたまにかっこいいところ見せてきよって……
『……しょーくんも添い寝する？でもまたやったら怒ら』
「じゃキスして」
！？
わたしが添い寝の刑から逃げようと言い訳を重ねていると食い気味にキスをねだられた。
……キス、かぁ。
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まこち(プロフ) - 初コメ失礼します､続編!!楽しみにしてます!!!! (2022年1月17日 17時) (
レス) @page50 id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - シュネーさん» ひえぇありがとうございます……！！！頑張ります…( ´ω` )/ (2021年9月29日 23時) (レス) id: 822e5c31a6 (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - ユノさんおめでとうございます！(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑がんばれー (2021年9月29日 22時) (レス) @page35 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございます！(？)ゆっくりでもいいので、楽しみに待ってます！ (2021年9月28日 23時) (レス) @page27 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 好き……え、設定も文才も言葉選びも何もかもが好き…頑張ってください、応援してます…… (2021年9月28日 7時) (レス) id: 3705531e30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユノ | 作成日時：2021年9月24日 0時
