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前回のあらすじ
Aちゃんが自己紹介をすると、急に場の雰囲気が変わりました、怖いね(震)
ひぇ、本当に怖い。
なんだか幹部の方たち、みんな変な顔をしてる────少し染った頬にギラついた目。
え？怖い……
わたしがあまりの恐怖に身を震わせていると、無言を貫いていた幹部の1人、金髪に赤いTシャツの派手な人がガタッと立ち上がった。
「……A、って言うたな？お前かわええ……じゃなかった、ええやつやんけ！疑っとってごめんな、これからよろしゅうな」
……え？
金髪の人は、俺はコネシマやで、と名乗ってから席に着いた。
コネシマ……さん。
さっき部屋に入ってきた時はわたしのことを睨んでいたのに────どういう心境の変化？
すると立て続けに、
「俺はトントンや、これからよろしゅう頼むわ。……あ、仲間なんやから女でも容赦しないで？」
……トン氏さん改めトントンさんも、急にわたしに対する態度が柔らかくなった。
仲間、だなんて……どうして急に？
いやほんとになんで？
トントンさんに至っては以前殺し合い(みたいなもの)した事すらあるよね？？
手のひらくるっくるじゃん……
戸惑いが消えぬうちに、残りの2人もわたしへの警戒を解いた様子で自己紹介をしてきた。
おかっぱで可愛いシャオロンさん。
瓶底メガネをかけたチーノくん。
……優しくしてもらえるのは嬉しいけど、理由が分からないのでイマイチ受け入れられない……
まあでもさっきのようにマイナスなイメージを持たれてるよりはマシかな……
なんて考えて、わたしはそのまま軍での生活をスタートさせたのだった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
em side
……久方ぶりに再会した妹であるAが、正式に軍に入ることとなった。
今日はそのための、幹部とAの顔合わせだったのだけど────
Aにいい印象を持っていなかったメンバーたちが、どうしてか急に警戒を解いて、Aに自分から話しかけていた。
……明らかに不自然。
「……少し、嫌な予感がしますね」
「A……無意識に力が漏れ出てるんかな…」
「仮初の信頼を手に入れても、後に襲ってくる敵意は避けられないからなあ……」
────「兄として、何とか守ってやらなくては」。
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まこち(プロフ) - 初コメ失礼します､続編!!楽しみにしてます!!!! (2022年1月17日 17時) (
レス) @page50 id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ(プロフ) - シュネーさん» ひえぇありがとうございます……！！！頑張ります…( ´ω` )/ (2021年9月29日 23時) (レス) id: 822e5c31a6 (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - ユノさんおめでとうございます！(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑がんばれー (2021年9月29日 22時) (レス) @page35 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
シュネー(プロフ) - 面白かったです！ありがとうございます！(？)ゆっくりでもいいので、楽しみに待ってます！ (2021年9月28日 23時) (レス) @page27 id: ee9d47dabc (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 好き……え、設定も文才も言葉選びも何もかもが好き…頑張ってください、応援してます…… (2021年9月28日 7時) (レス) id: 3705531e30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユノ | 作成日時：2021年9月24日 0時
