ヤンデレ敵連合に悪女が乱入してきた。【ＭＨＡ】 (ページ4)

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ヤンデレが2つ。ページ4

あの後クサリちゃんは黒霧さんのワープによって不細工な医者がいるヴィラン専用の病院へれっつらごー。

お大事にね、って言ったらめちゃくちゃ睨まれた。何故。

『てか死柄木は何の用？』

そう言うと今思い出したとでも言わんばかりに「あ、」と小さく声を零した死柄木。

今思い出したんかお前。死柄木らしいな。いい事いい事(？)

何故か感心してると、死柄木がゆっくりと口を開いた。

「Aに用があんだよ。こっち来い」

そう言うと背を向けて歩き出した死柄木。

拒否権はないってか。

私はトガちゃんにゴメンね、と謝ってから死柄木のあとを着いて行った。

.

着いたのは死柄木の部屋。

部屋に入ると死柄木はベッドに座り、自身の膝をポンポンと叩いた。

コレは死柄木の膝に座れって合図。

ウチの子甘えたでねぇ。もう困っちゃうわ。

………やめよ。

ふぅ、と息を吐き出してから死柄木の膝の上にゆっくりと座った。

するとすぐに私の首に顔をつっこみ、匂いを嗅いでいた。

やん、照れちゃう。

「やっぱり、俺とは全ｯ然違う匂いがする。……ムカつくなァ」

色々なところをずーっと嗅ぐ死柄木。

時計をちらりと見ると、トガちゃんと別れてから1時間は経っていた。

早いなおい。

てかこれ崩されるんかな。私今日タピミル飲んでないから崩されても治せないのよ。

____ぴりっ…

そんな痛みが首に一瞬はしる。

首を触ると、1部がへこんでいた。

てことは。

____死柄木が私を壊した。

死柄木はいわゆるヤンデレっていうやつで、自分が傷つけたところを見るとめちゃくちゃコウフンするらしい。

なんでだろうか。分からんなぁ

ふと死柄木の顔を見ると、酷く顔を歪ませ笑っていた。

ヤダうちの子怖い。

「Aの白い肌に赤い血がつたってる。……いいなぁ、いいなぁ。似合ってるぜ、犯罪者。」

いやお前も犯罪者だろ。

そう言おうとしたけど飲み込んだ。

そんなことを考えてるうちに満足したのか、私に下りるように指示した死柄木。

指示通りに下りると私の額に軽くキスをおとしてから出て行った。

『……やん、へんたい。』

……………。

呟いてみたけどなんも面白くなったから全力で前言撤回の方向でお願いします。